短編
1
今日は4日に1度の邵可邸でのお食事の日−−−
この日朝廷随一の才人・李絳攸はとんでもない災難に見舞われていた
「キャァァッッ!!絳攸様やっぱりとってもお似合いですよ!!」
「ふむ…やっぱり君はこっちの才能があるね…とっても似合っているよ」
「李侍郎さんなにげってかかなりイケテるぜ!」
「馬子にも衣装と言いますが…なかなか似合ってます」
「似合っていますよ、絳攸殿」
上から秀麗、楸瑛、燕青、静蘭、邵可−−−から口々に言われながらも(色んな意味で)ふらふらする頭を押さえながら何とか気力で立っていた絳攸は−−−そう、只今絶賛女装中だったのである
どうしてこんなことになってしまったのだろう…
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