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〜序章〜
ようこそ幻想郷へ


幻想郷〜魔法の森 北西部



桃魔「...」

???「あのー...」

桃魔「ZZZ...」

???「こんなところで寝ていると風邪ひきますよ」


何故桃魔がこんな森の中で寝ているかというと...



30分程前...


桃魔「ったぁぁぁああ...先輩マジ無いですよぉ...ってあれ??」


シーン...

あたりはかなり深い森のようだ
どうやら桃魔は見知らぬ森の奥深くに飛ばされてしまったらしい
先輩...咲夜はこのように今まで私、桃魔に色々と任務の際に混沌(カオス)な行動をとってきた
その度に減給になったり私が死にかけたりした
だが先輩はよき私のパートナーである
それは何故か

桃魔「忘れた...」

何故私は咲夜と組んでいる??
ていうかここ何処??
先輩に撃たれて目の前が真っ白になって...

桃魔「転移の魔法の類...と考えるのが妥当ですね」

先輩はいつも私の身が危険になるとこんなことをする
どっかの世界の神様を相手にした時もだ
そういえばあのときと同じ銃...ではない
あのタイプ...先輩の持っている転移銃は一丁だけのはずだが先ほど撃たれたものは見たことがない...
まさか本物の銃で私は撃たれて死んだとかw
一種の封印銃とかかなwww

桃魔「死んだのかいな...」

死んだにしては周りの空気が臭う
毒ガスとまではいかないがそれに似た何か...これは...

桃魔「瘴気...」

今まで巡ってきた世界ではこのような瘴気は見たことがなかった
...ここまで眠くさせる効力を持つものは...

桃魔「眠...」

ドサッ!!
だめだこんなとこで寝たら...


冒頭のシーンに戻り...

???「ちょいと〜人間さーん!死にますよ!」

ユサユサと体を揺らす

桃魔「にゃぁぁぁあ...ZZZ...」

起きない

???「しょうがないですね...よいしょっとー」

何者かは桃魔を背負って移動し始めた...





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