小説 寮の部屋 ぶえっくしょん! なんか狙われてる気が…… あ、今俺は、寮の廊下を歩いていまーす。 もう激走は疲れた。 きっつい。 俺も歳をとったな……。 ところで寮では二人一組の部屋だって聞いたんだけど、誰と相部屋かわからないんだよね〜。 何号室だっけ…。 えぇーと、そうだ!307号室だ! 307号室の扉の前に着きました …それはチャイムを鳴らした方がいいのか……。 いや、鍵があるからなー 自分の部屋だし開けるか でも相手がビックリするよね………。 ガチャッ 「何ブツブツ言ってるの ほら、入って。おかえり」 「桐斗じゃん!」 今日仲良くなった隣の席の 桜井桐斗だった。 「やった!嬉しい! 桐斗ー!!」 「はいはい、わかったわかった」 「ほら、食堂に行って、夕食食べに行くよ!」 オカンだ……。 オカンがいる! 「わかった!!」 [*前へ][次へ#] |