[携帯モード] [URL送信]

小説
イケメン滅びろ!
ガチャ
「ただいまー」

俺は部屋に戻ってきた

「おかえり」

俺は桐斗の顔を見たとたん安心して弱々しい声をだした。

「桐斗〜、どうしよ〜」

「どうしたんだよ」

「なんか、沖田先輩とダンス練習することになっちゃったよー」

桐斗はこっちを見ずに話す

「良かったじゃないか、あの人ダンス上手いって聞いたぞ。しっかり教えてもらえ。」

その言葉に俺は感心したように頷いた。

へぇーそうなんだー。
イケメンでダンス上手い。そりゃあモテるよな。

でもさー桐斗にしてくれないかなー

「桐斗が相手だったらなー。
……桐斗、変わらない?」

「嫌だ。俺もうできるし」

萌えが欲しい………。

俺が暗い顔をしてると、桐斗が思い出したように話を変えた。

「そういえばお前ダンスパートナー決まったか?」

「おう!きれいな子だよ!」

「よかったな」

「桐斗は決まったの?」

「当たり前でしょ」

そうですか
そうですよねー
可愛い顔といっても女の子からしてみればイケメンなんですもんねー

イケメン滅びろ!

だ、ダメだ!
それはダメだ!
萌えが無くなってしまう!!!

[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!