miracle world
06
side：幹人
――――…
「ん…？」
ぱちりと目を開く。
視界に広がったのは何故か、どなたさんかの非常に綺麗でいらっしゃるお顔でした。
…それにしても、なんかスウスウするっていうかむしろサーサーするっていうか、モロに体に触れてる感じの空気と、どなたさんかの手。
「ってひえおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
なんで、ＮＡ・Ｎ・ＤＥ！！俺
半裸ァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアア
「ッ、っせえなぁてめえ」
「誰エエエエエ！！こんな人見たことねええええ！コノ俺が見たことない美形なんて認めんぞけしからん今すぐ千尋要員決定だぜええええ」
もごっ
ちょ、何口塞いでんですか喋れないって何そのプレイめっちゃ堪えるぜ…！！
「もごぐっ…ふぇ」
「ん？」
なんで俺半裸？てかなんで先生馬乗り？てかやばい気持ち悪くなってきた死のう
「やば、お前顔…えっろい」
ちげええだろおおおおおおおおお！今にも死にそうな病人の顔見てＥＲＯＩなんていえる貴方は本当に素晴らしい感性をお持ちなんですねわかりますはいはい分かりましたよこのヤロー！！
「ひ、む（しぬ）」
「ん？」
だから死ぬっつってんだろおおおお！さっさとどけこのやろおおおお！
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