miracle world
04

「おはよー」
「お、はよお…」

「あ、はよー千尋に幹人。幹人は今日も相変わらず千尋に迷惑かけてんだな」
「ははは、だってお前朝から……いやなんでもねえ。えっと、一限何?」


サッカー部エース、雨沢真央。スポーツ万能頭脳明晰容姿端麗。彼も立派な千尋攻め隊の一員だ。俺の中では。

「一限は体育。つかニ限も。もーすぐ体育祭だから練習だろ」
「マジで?やっば、俺ジャージ…」
「えー、俺朝ちゃんと幹人忘れ物は?って聞いただろ」
「はは、それどこじゃなかった〜。ごめんな千尋」

だってお前の着替えシーンに俺はムラムラだった。毎朝のことだけど慣れない。その体を見るといろいろ良からぬ想像をしてしまう。例えば会長がお前のぷっくりと薄ピンクの突起をあのいやらしい舌で嘗め回すのとか、例えば目の前の人気者がお前の透き通るように白い首筋に乱暴且ついとおしげに噛み付くとか、な!!


ごめん変態で!


なんやかんやそんなことを言っているうちに朝のショートが始まる。ちなみに担任は期待通りのホスト仕様鬼畜俺様攻め。ヤツも千尋要員の一人!今日も今日とて朝からいちいち千尋につっかかってるぜ!イエスナイスホスト!





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あきゅろす。
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