もとちかコレクション 欲しがりな殿、その後のその後(元就×元親/忠勝×元親) ※【欲しがりな殿、その後】の続き。 「……! …ぅぉおー―ぃ! もとなりぃ〜〜〜っ!!」 「……むぅっ?! どこからともなく奴の声が……!」 (`‐´ι) 「おぉー―い! もとなりぃ〜! もーりもとなりぃ〜〜〜!! サンデー! オクラー!!」 「幻聴が悪化しておる…一体どうしたと言うのだ我は……。はっ…! 奴の幻聴が聞こえるほど、我はあ奴を好いて……?! 否! 断じて否!!!」 ε=(*`□´*)=з 「おーいってば〜! こっちだ、こっち〜!!」 ヽ(*≧∀▼*)/〃≡≡ 「??!!! Σ((○Д○))」 ゴゴオォォ…ドッシ〜ン… [……キュイィィン] 「よう、元就ぃー! 忠勝といっしょに、遊びに来ったぜぇ〜♪」 (*ヽω▼*)/ 「……いかん。幻覚まで…」 ((‐△‐ι)) 「! あっちゃー……土産、忘れちまったぜ……。ごめんな? もとなり…」 ι(´m▼) 「…………」 「……機嫌、直してくれよ……。おまえに早く逢いたかったから……」 「Σ?!!!」 「土産のこと、すっかり忘れちまってた……。マジでごめん……」 「……それはつまり……土産を忘れるほど、我にまっしぐらだったと……。そう言うわけだな」 「え? うん」 「Σ!!! ふ、ふん…!! 仕方ない……。本多忠勝も遠い所から来たのだ…茶でも淹れてやろう」 (‐_‐) [キュイィーン!] 「やりぃ〜! のど渇いてたんだよー。気が利くなぁ〜、元就」 (*ヽω▼*) 「貴様のためではない」 (*‐_‐*) 「ありがとな、もとなり! 世話になるぜ! 良かったなあ忠勝っ!!」 [キュイィィーン!!] 「ふん……」 三人は屋敷の縁側で、のんびりとお茶を楽しんだ。 「……え? そろそろ帰る? そうかー。家康のヤツ、泣いて干からびてるかもだしな」 [キュイィーン……。キュイキュイイィー――ン!] 「いい息抜きになったって? 忠勝……そりゃあ、お互い様ってもんよ! 今日は、本当にありがとな! マジ楽しかったぜ!!」 \(*ヽ∀▼*) [キュイィィー―ンッ!!!] 「はっは! 次は俺が、船に乗せてやるぜ。そん時、忠勝は一日副船長な!!」 [ギュイィィー――ンッ!!] こうして別れを惜しみつつ、本多忠勝は夕日を背負い主の元へ帰って行くのであった……。 キラリン…………☆ 「……あっという間に見えなくなっちまったなぁ……」 ……邪魔者は消えた。 ここからは、我の独壇場。 焦らず、時を待つことも策のひとつよ…。 フッフッフ……フフフフフフ……。 「…ところで貴様。いかようにして国へ帰るつもりだ」 「…………へ?」 「本多に乗ってやって来ても奴を先に帰してしまっては……貴様は一体なにで帰ると言うのだ?」 「……?!! Σ((○Д▼))」 「ふん……。もうじき、日が沈む故…今宵は泊まってゆくが良い」 (‐_‐) 「えっ? いいのか?」 *(・д▼) 「構わぬと申しておろう」 (‐_‐") 「マジか!! やった〜! 助かるっ!」 「ふん…」 すべて策の内……。 我の計算に、狂いは無い……。 *(`ー´) 「元就のそーゆーとこ 大好きだぜっ!」 ((*ヽ◇▼*)) 「?!! Σ(((○Д○)))」 そっ……その、笑顔はっっ……計算してないぞ……っ!!! (((*`Д´*))) …………良かろう。 我を誘ったのは、貴様自身よ。 今日は気分がすこぶる良い故……特別に、優しく愛でてやろうではないか。 ……貴様を泣かすことなど、何時でも出来るのでな…… フフフ…… (((*‐∀‐*))) …我こそが、真実の愛と言うものを貴様に教えてやろう!! 我が名は、サンデー毛利…! 姫を愛でる者なり…!! ◎\(*`∀´*) 〃m(*`∀´*)m〃 〃((*>◇<*))〃 チュンチュンチュン……。 ――朝 長曾我部嫡男と家臣が、安芸の屋敷に駆け込んできた。 ……そして。 目的である四国の姫君を無事……(?)……捕獲したのだった。 「手間かけさせんじゃねえ! このっ、万年姫若子があぁっっ!!」 ε=(○曲○")=з 「ちぇっ…。怒鳴らなくても聞こえてるって、隼人ぉ…」 ι(‐。▼) 「一発ブン殴らねえと気が収まら…」 「父上ぇぇぇっっ!! 心配したんですからねっ!!! 突然消え去らないで下さいっっ!!! もう〜〜っ、本当にもう〜〜っっ!!! 今後一切、父上から目を離しませんからっ!!!」 ε=(`Д´")=з 「の、のぶぅ〜……。すまねぇ、悪かったよ……」 ι(‐m▼)ι 「殿にはしばらく、城に缶詰ってもらいましょう。自由過ぎる行動の代償です」 ("⌒∀⌒) 「おおお……。忠兵衛ぇ……こえぇ……。何気に忠兵衛が、一番こえぇよおぉぉ……!!」 (((,◎Д▼))) 20100503 ※「忠兵衛」→「ちゅうべえ」谷 忠澄の愛称。主に元親がそう呼ぶ。 ("@∀@)「殿、しっかりなさいませ! 四国を治めた貴方様には、もっと自覚を持って行動を…………!!」 ((,☆д▼))「うぅう……」 [*前へ][次へ#] [戻る] |