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もとちかコレクション
鬼は外ぞ!(元就×元親)
※突発節分ネタです。














「鬼は外ぞ! 長曾我部!!」

「いってぇ…!」




「鬼は外! 鬼は外!! 散れ!! 我の前から消えよ!」
「ちょ、イテ、痛ぇって毛利…ッ!!」
「五月蠅い黙らぬか。この鬼の皮を被った姫若子め」


縁側の上から庭にいる自称鬼に向かって、全力で大量の豆を投げ付ける毛利元就。


「だって、イテェんだもん…!」


何度も何度も豆をぶつけられ半泣き状態の姫若子…もとい鬼若子、長曾我部元親。
ふたりは元就の屋敷の縁側で、豆を撒き散らしていた。




「…ふん。

『今日は節分! 豆撒きしようぜ毛利♪』
。。。p豆(*`∀▼*)豆q。。 。

…そう申したのは貴様であろう。大人しく我に退治されるがよい。鬼は外! 鬼は散れ!」
「イテテッ! 毛利、もうり!! 『福は内』も…っ」




「福は内! 福は内ッ!! 日輪は神…!!!」

豆(`言゚)ノシ≡≡∴>ε▼)

「うぅッ…まぢいてぇよ(泣)。俺に怨みでもあるのか…?」










「あるに決まっておろう」
豆(`言´)




Σ(◎д▼)!!?










「我の厳島を占領し、使えぬガラクタを持ち込んでは壊し、我が厳島をゴミ島にしたであろう…」
「ガラクタじゃねえし! しかも、壊したの毛利だろちくしょうっ」
「またある時は、文も無くフラリと我が屋敷に参ったと思えば勝手に上がり込み、まるで自分の屋敷のように寝転がる。挙句の果てに午睡し、一体何をしに参ったのかわからぬ意味不明な行動。嗚呼…貴様と居ると苛々するわ」


「う〜ん…あまり細かいこと気にするなよ。ハゲるぜ?」


「だだだ誰がハゲか…ッッ!! 今後一切我が屋敷に踏み入れるでないわ! 鬼は外ぞ、長曾我部ッ!! 悪霊退散ッ!!!」
「いてっ! ヒデーよぅ」
「安芸の地も瀬戸海も我のもの故、踏み入れることも許さぬ…! よいな、長曾我部…」




「なぁなぁ毛利〜。酒呑もうぜぇ♪」
(((*´∀▼)p酒q




…散れッ!
豆(#゚言゚)ノシ≡≡∴>д▼)
         イテッ!




20120203
「もうりぃ〜、入れて〜」
外 (´;ω▼)つ‖戸‖

Σ入れ……ッ?!
全く…日輪の前で…はしたない鬼よ。
戸‖屋敷‖ フン(`言´#)酒

今日一日、いままで我を翻弄してきた罪を反省するがよい。




。。。豆。豆。。。 。



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あきゅろす。
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