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小話!
はっぴーばれんたいん!



バレンタインデー



お世話になった方に人に花束を送る日…


ではないみたいです




「バレンタインデーは女の子が好きな男の子にチョコレートをあげる日なんですよ!チョコレート好きの僕にはたまらない行事です!」


『そうなのですか…』


「霄ちゃんは恭弥君にチョコレート準備しましたか?」


『ええと…それがまだ…』


「おや…。では僕がテクニックを教えて差し上げましょう!」
















…イタリアでは赤い薔薇などを送っていたのですが…
何故チョコレートなのでしょうか…


恭弥様が甘い物がお好みかもよくわかりませんし…


まあ取り敢えずチョコレート…
作りますか














*****



「いいですか霄ちゃん。僕が教えたようにしてくださいね!」


『はい…。頑張ります…。あ、コレを…』


「おや?チョコレートと…赤い薔薇ですか。」


『はい。一緒に作らせて頂きました。よかったら召し上がって下さい。薔薇は私の育った所での風習でしたので…』


「クフフ。頂きますよ。ありがとうございます」




霄の出身地がイタリアとは驚きましたね
僕と同じじゃないですか!
















*****



『恭弥様…。』


「…何?んっ!?」


霄がいきなりキスしてきた
普段僕からは不意打ちにすることはよくあっても霄からすることはめったにないからびっくりした


『ん…はぅ…』


霄の舌が僕の唇を割って中に入る
霄がまさかここまでするなんて…
何か変な物食べた…?



……甘い…?


『ん…はぁ…』



やっと離れたキス
口の中には甘くてほろ苦い物体


「…チョコレート…?」


『はい…。僭越ながら私が作らせて頂きました…』


ああそうか今日バレンタインデーだもんね
甘くて美味しくて…
霄みたい


「…口移しなんて誰に習ったの?」

『骸さんに正式な渡し方って教わって…』


…よし
咬み殺すの決定


「あ、そういえば骸が何か…」


『?』


「ハイ」


『…なんでしょう…』


霄が包みを開くとそこには…


『チョコレート…?』

小さなチョコレートが可愛い瓶にはいってラッピングされていた


「なんだかやることがアイツらしいね…」


クスクスと笑う霄
足元に差し出された霄の作ったチョコレートを口に含み霄にキスをする


『ん。』


「……お返し、だよ」


『ん…。』



顔を真っ赤にしてる霄は凄く可愛かった
その耳元でこっそりと呟く















「ダイスキ」
















フリー小説ですので煮たり焼いたりお好みで召し上がって下さい←
完成度低くて申し訳ありません
バレンタインデーといえば口移しだろ!
ということで書かせて頂きました
アンケートに投票して下さった皆様!ありがとうございました!

裏に続きます



バレンタインフリーでした。
2009年2月いっぱいはフリーなのでご自由にお持ち帰り下さい

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あきゅろす。
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