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小話!
トリのウタ



「ピィッ!ヒバリ、ヒバリッ!」


『…?ヒバードちゃんどうしました?』



恭弥様の愛鳥(?)のヒバードちゃん
恭弥様を呼ぶのが好きなようで、いつもお喋りしている

最近は恭弥様にくっついていかないけれど、昔はずっとついてきて肩や頭にのったりしていたそう

でも最近は恭弥様もお仕事には連れていけないから家でずっとお留守番


代わりに私にだいぶ懐いてくれるようになりました

常に私の行く所についてきて、楽しい歌を唄う

お昼寝する時は私の服に潜り込んでお寝んねする




よくテレビやラジオかなんかの台詞を覚えてたり、私や恭弥様の言葉を真似てみたりととても賢い


でもその分最近悩みがあります



「カミコロスヨー!クフフッ!カミコロス!」


『ふふ。咬み殺さないで下さいね?』


「キョーヤクン、クフフッ!」


『骸さんの真似っこですか?』


「霄ダイスキーダイスキー。カワイイ、カワイイッ!」


『え?』


どなたの真似っこでしょうか
意味も解らずになんでも覚えちゃうヒバードちゃん…
恥ずかしいです



ピリリ…



『あ、お風呂沸きましたね』


「オフロー!オフロッ!」


ぱたぱたと小さな羽を動かして私にくっついてくるヒバードちゃん
多分水浴びしたいのかな


『一緒に入りますか?』

「霄トオフロ!」

『ふふ。入りますかね。』



ヒバードちゃんは水浴びが好きだから、よく一緒にお風呂に入っている
そしてよくお喋りする















「霄ダイスキーカワイイヨー!」

『一体どこでそんなの覚えてくるんですか?』

私は湯舟につかっていて、ヒバードちゃんはちょんと私の胸辺りにとまって水浴びしている
そして始終何かを喋ってる


「アーン、キモチイイーキョーヤサマ-」

『!?え、あ、ちょっとヒバードちゃんそんなの覚えなくていいですよ!』

「ヤーン、イク-!アーン」

『や、止めてくださいよ…』


そう、最近の私の悩みはヒバードちゃんが私の情事中の声を真似すること…


この前なんか骸さんの前で真似して…
物凄く恥ずかしかった



「霄ダイスキダヨ、ア、アッ-!」


『……。』

恭弥様の真似まで…
もう…恥ずかしい…














*****


「ア、キモチイイデスー」

「クフフ。いい子ですね」

恭弥君の愛鳥
昔は僕の近くにいたものだから未だに仲良しなのです

今は僕の盗聴のお手伝いをしてもらってます☆

この子は賢くて何でも覚えてきますからね

それにしても霄ちゃんの喘ぎ方が可愛くて萌えますね

僕もヤらせてもらいたいものです















「霄、ダレヨリモダイスキ。ワタシモキョーヤサマガスキ。」















ヒバード絡みとのリクエストでしたがなんかすみません…
裏系に突っ走ったあげく骸さんは変態です←
猫嬢様に捧げますがもちろん返品可なのですぐに言って下さい…

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