更生いたしました
今から4
俺は大した収穫が無いまま途方に暮れていた
アイディアは閃きが大事だから
焦ってもどうしようも無いことくらい分かっている
そんなことをかんがえているうちに知らない道に出てしまった
道を引き返そうとしたときふと、何かが前髪に付いた
それを取ると桜の花びらだった
おかしい…川沿いからは大分離れているのに何故こんなところに花びらが…
どこかの家にあるのだろうか
どうしても気になったから探すことにした
細く入汲むだ路地を進む
すると、少し開けた場所にひっそりと公園があった
垂れ桜が咲き乱れ月明かりに照らされるそこはとても幻想的で綺麗だった
どのくらいかは分からないが見惚れていた
写真をとり思い出に残した
一枚だけでは足らず何枚も何枚もアングルを変えて撮ったりするだけじゃなく、月の光によって変わる僅かな変化もしっかり目に焼き付けた
母さんが外にアイディアを探しにいっていた理由が何となく分かった気がした
沢山写真を撮り
溢れてくるアイディアを纏めるために
家に急いで帰った
家に着くと11時を回ろうとしていた。
アイディアを大雑把に纏めて
具体的な事は明日考えることにした
明日の準備をして、それから寝た
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