[携帯モード] [URL送信]

短編集
*非・平凡な日常。
どーも。鏡音レンです。
最近までは、なかなか平和に暮らせているとか思っていました。
なのに…。



「レーン!一緒にアイス食べよー!」
「レン、買い物行くぞー」

同時に呼ばれ、振り返れば、二人の兄。
カイ兄とクオ兄だ。

最近、この二人が異様なまでにくっついてくる。
そして二人とも、お互いと目が合うと、火花でも散らすように睨み合う。
もう、いい加減勘弁して欲しい。

「オレ、今から寝たいんだけど」
「「反論は許さない」」
「………」
「アイス食べよ?」
「買い物行くぞ」

カイ兄もクオ兄も目が笑ってない。
恐いんだけど。

「クオ兄、アイス食べてから買い物じゃダメ?」
「そんなに待ってられるか」
「…じゃあカイ兄、買い物から帰ってきたらアイスでも良い?」
「アイス溶けちゃうよ」

(俺はどうすれば…!?)

そんな事を考えていたら、身体が宙に浮く。
横を見れば、緑の髪。
クオ兄か。

…って、えぇ!?
俺、肩に担がれてる!?

「ちょっ、クオ兄…!」
「行くぞー」
「一人で歩けるから…、離せぇ!!」
「ここから落ちたら、確実に頭打つけど。離そっか?」

クオ兄がニヤリと笑う。
いつもはあんなに気だるそうなのに、どうして俺をいじるときは楽しそうなんだ…!!



「ってか、買い物位一人で行けよ!!」
「レン、まだ分かんないの?」
「へ?何が?」
「あんなの唯の言い訳だよ」
「…は?」
「さ、遊びに行くぞ(デートと言う名目で)!」
「嫌だぁぁぁぁ!!」


end.


なんか適当感満載だなおい。

[next]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!