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七時間目




京子さんと山本君と私、魅月はボンゴレ組という場所に向かっていた










七時間目
ワクワクタイム










「京子さん京子さん」


「何、紫苑ちゃん」



京子さんはニコニコしながら言った。くそぅ、可愛いな



「ボンゴレ組の園児達ってどんな子がいるんですか?」


「皆元気一杯だよね山本君」


「そうだな」


「楽しみだなぁ楽しみだなぁ」



きっと未来の私はボンゴレ組の園児達とアハハやウフフな感じなんだろうな
そういえばきょうや君は何組なのかなー……



「紫苑、ほら」



山本君から書類みたいなのを渡された



「何これ?」


「これはボンゴレ組の名簿だよ」



なるほど、だから一枚目にボンゴレ組と書かれていたのか
私は頷きながらページをめくる。沢田 綱吉、三浦 ハル、獄寺 隼人、ほうほう色んな人がいるんだな……あ、雲雀 恭弥…きょうや君てこんな字だったんだ。



「ヒバリの名前、見つけただろ」


「うん、また会えるのか…嬉しいな」



私は小さく微笑んでそう言った



「紫苑ちゃんは基本ボンゴレ組のお手伝いだよ。たまに別の組に行くだけだから」


「了解です!」


「お、ここだ
じゃあ俺達は先に行ってて説明するから紫苑は俺が呼んだら入ってきてくれな」


「了解です!!」



そう言って山本君と京子さんはボンゴレ組の部屋に入っていった

ああ、心臓がバクバクしてる
まるで学生の入学式みたい、けど一つだけ違う。
あの頃よりもっとワクワクしてるんだ



「あ、自己紹介どうしよう
第一印象は大切って言うしなー」



ハローとか?
でもまだ英語がわからない年だしね。
じゃあ気品がある感じでごきげんよう?
いやいや誰だお前ってなるな。

まっ普通にはじめましてでいか
じゃあ何で考えたって話になるけどね。仕方ないでしょ、裏の事情ってやつだよ。



「紫苑ー入っていいぜー」


「お、きたきた」



この扉の向こうに天使達が…!




ガララッ!





勢い良く開けられた扉

勢い良く感じとられる小さな視線達




そして───





(ヤベ、扉外れた)
((勢い良く外れた扉であった))




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あきゅろす。
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