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六時間目






ガチャ..



「失礼しまs「紫苑!!」うわっ、山本君」


「心配したぜ
まあ紫苑が無事で何よりだな」


「無事でって……この幼稚園て何か危険な動物とか飼っているの?
あとくっつくな、離れて」









六時間目
尋常じゃない先生達









ちぇっと言って渋々離れる山本君



「まあ、動物っていうか……人間だな。取り扱い注意なやついっぱいいるから気をつけるのな」


「何それ怖い。そんなのがいて園児達は大丈夫?」


「ま、まあな…ハハッ…」


「何で乾いた笑いをするの。気になるじゃん」


「それよりさ、紫苑はどうやってここまできなんだ?
並盛幼稚園って結構広いからたどり着くの無理だと思ってたぜ」


「あれ話そらされた
えっと、ひばり きょうや君て子に案内してもらったけど……」


「ヒバリが!?
(…珍しいのな……あいつが人と群れる様なことをするなんて)」


「そうだよ、きょうや君が」



何でそんなに驚いてるんだろ



「ど、どこで会ったんだ?」


「廊下だよ。超綺麗な」


「あー…
(そういや見回りの時間だからな)」


「どうしたの?」


「いや、何でもない
それより調度皆いることだし自己紹介するのな」



山本君が笑顔で部屋の奥に案内すると、そこには真ん中に大きな机があり、さらに5人の人がいた
一人はニコニコと笑顔の美人すぎる女性、一人はイライラ気味で私を睨んでくるロン毛で目つきの悪い鮫みたいなの男性 等
個性溢れる人達が椅子に座っていた



「ゔお゙お゙ぉぃ
山本、そいつが新入りかぁ?」


「おう!」


「チッ、弱そうな奴だな」



舌打ちされた、初対面なのに
今のはムカッときたわ



「まあいい…
俺はスペルビ・スクアーロだぁ」


「私は魅月 紫苑です
よろしくお願いしますロンg……スクアーロさん」

「ゔお゙お゙お゙お゙おい!!
今ロン毛で目つきが悪い鮫みたいな奴って言おうとしたろ!!!」


「なぜわかったし」


「うるせぇ、お前の目を見たらわかるわ!
あとそこ!笑うんじゃねぇぇええ!!」



スクアーロさんが見た方向に向くと皆笑いを堪えていた
山本君にいたっては大爆笑している



「紫苑最高!やっぱり鮫に見えるよな!」


「あ、私だけじゃなかったんだ」


「ちょっと表へでろぉおお!
三枚おろしにしてやる!!!」


「えー スクアーロさんだけ外に行けばいいじゃないですか」


「ムキィィ!!!」


「落ち着きなさいよスクアーロ
キャラ壊れてるわよ」


「え オカマ?
人のこと言えませんて。貴方見た目ですでに壊れてますよ」


「ア゙ァ?」


「いやいや美しすぎて壊れてるって言ったんです
本当すんません。マジすんません」


「あら、わかってるじゃないの
アタシはルッスーリアよ
ルッスって呼んでね紫苑ちゃん」


「よ、よろしくお願いします…ルッスさん……」



ルッスさん怖ぇ
駄目だわ、この人には絶対逆らっちゃいけないわ



「ふふっ」
「そうそう、こいつは笹川 京子なのな
笹川もボンゴレ組担当だぜ」


「よろしくね、紫苑ちゃん
私のことは京子でいいよ」


京子さんはニコっと微笑む
可愛すぎる、まさに天使
女の私でもキュンときた



「京子さんよろしくお願いします!
ついでに結婚してください!」


「へ?」


「おーっとストップ、次はこいつな」


「えーなんでー?」


「いつかわかるよ」



そういいながら山本君は私の体を強制的に右に半回転させた



「こ、こんにちは。入江 正一です。よろしく」


「入江さんよろしくお願いします!」


「よかった、ちゃんと挨拶ができた……」


「入江は緊張したとき腹痛がおきるしな」


「し、仕方ないじゃないかザクロ」


「いつか克服しないと大変だぞバーロー」


「いつかね…
魅月さん紹介するよ、僕と同じ組担当のザクロ」


「よろしくお願いしますザクロさん!」


「おう、よろしくな」



これで一通り終わったかな



「おい魅月」


「何ですかスクアーロさん」


「茶入れてこい」


「いきなりかよ、自分で入れなバカヤロー」


「ムキィィ!!!」


「また〜?いい加減大人になりなさいよスクアーロ」


「ルッスさんみたいにはなりたくないですけどね(ボソッ」


「ア゙ァ?」


「いやもう本気ですんません
ルッスサンミタイニナレタライイノニナー」




このあとこのやりとりがしばらく続いたそうな








(なあ笹川…)
(どうしたの山本君(ニコニコ)
(無限ループって怖くね?)







笹川 京子/スペルビ・スクアーロ/ルッスーリア/入江 正一/ザクロ


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