二時間目
‐次の日‐
「こ、今度こそ……!」
二時間目
おいでませ並盛幼稚園(改)
おはようございます!
魅月 紫苑です!
え、なんでタイトルが一緒かって?
だって一話目の話私がいた所並盛幼稚園の正門前だよ?酷くない?
しかも何時間も放置された挙げ句出直してこいって……園長先生が赤ん坊って。何故赤ん坊?。あ、でも私子供が好きだからちょうどいいかも
それに(改)ってついてるし大丈夫でしょ!
てなわけでとりあえずこの話は置いておいてと…
で、ただいまその問題の並盛幼稚園の正門前にいるわけですが
広いから無駄に緊張する
てか一般の幼稚園と広さが全然違うんだけど
もしやこれがお嬢様学校的なやつか!?
…ヤバい………緊張感が増してきた
第一、こんな服で大丈夫かな?
いや、でも初日だからちょっとオシャレして来たからギリギリセーフだと信じたi「あ、もしかして魅月 紫苑?」
……は?
突然目の前に現れた男性
背たかっ、見上げないと見れないレベルじゃんこれ
なので私は少し顔を上に上げて顔を確認した
見たのははなかなかのイケメン君だった
「ああ、やっぱ紫苑だ」
いきなり呼び捨てかよ
まあそっちの方が気を使わなくてすむけど
「はい、そうですけど…
貴方は?」
「俺は山本 武
一応並盛幼稚園のボンゴレ組で先生をしてるのな」
「ボンゴレ組……アサリ組ですか……」
「ま、そうだな
紫苑を案内しろって小僧から言われて来たのな
あと敬語無しにしてくれ
そっちの方が気を使わずにすむし」
「うん。わかった
ちなみに小僧って園長の事?」
「そうだな」
園長を小僧って呼べるなんて……凄いな山本君
ただ者じゃないと見た
ていうかさっきから笑顔が眩し過ぎる…っ
「じゃあ行こうぜ!」
「あいあいさー」
じゃあ並盛幼稚園にいざ行かん!
──────‐‐‐
───‐‐
えー私達は今並盛幼稚園の校舎内にいます
いろいろ歩き見てわかった事が外から見て想像したのと同じくらい……いやそれ以上に綺麗だしデカイ
「まず職員室に案内して、それから今日はボンゴレ組に挨拶してそこで子供達と遊ぶ!
それだけなのな」
どうやら次に行く所は職員室のようだ
「ヤバい、スッゴいワクワクする!」
「それはよかったな
俺は紫苑の胸を見てるだけで興奮するのな!」
「なにその変態発言
ん?山本君て変態キャラだったっけ?
私は元気で子供と一緒に遊んでる爽やかな山本君をイメージしてたんだけど」
「大丈夫。俺は小さい方が好きだから
だって育てる楽しさがあるし」
「それは何をだ?胸か?胸が小さいと言いたいのか?貧乳だとでも言いたいのか?とりあえず一生土に埋まっとけ変態」
「うんうん。そんな紫苑も大好きなのな
だから今持ってるツボを置くのな」
流石にツボで山本君を殴って殺人を犯すわけにも行かないので私はすぐそばに置いてあったツボを元の所に戻した
人が気にしてる事をすんなり言いやがって……っ
そう、私が一番気にしてるのが普通の人より胸が少し、す・こ・し、小さい事
その次が背が少し小さい事なのだ
「……その笑顔に騙されたよ」
「何が?」
「山本君が変態だって事だよ」
並盛幼稚園(ここ)に来てわかった事……
山本 武先生は爽やかな変態君です
(え?どこがなのな?)
(しかも天然かよ
とりあえずさっきの台詞を録音して1000回聞いてみろ)
(わかった、紫苑の声を録音して1000回聞くのな)
(わかっちゃいねえ!!)
山本 武
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