未定小説
もう一歩 A
「おぇ〜」
「へぇ〜い」
「分かったよ…」
「さぁ、和也く〜ん。焼きそばパンとコーヒー牛乳ね。」
「イチゴ・オレとアンパンね」
「牛乳とメロンパン。」
「無かったら、分かってるよね?」
「うん。行って来る。」
和也…なんで言うこと聞いちゃうんだよ。
先生に相談しにいった。
『先生。あの…和也のいじめはどうなるんですか?』
「いじめ?このクラスには無いよ。」
『報告をしているのにまたですか?』
「じゃあ誰がやっているんだよ。」
『潤ですよ。』
「わかった。今度聞いてみるよ。」
この先生はあてにならない。
--------------
「放課後.潤は相談室に来るように」
「はぁ?なんでだよ。」
「話だけだ。以上、HR終わり。解散」
この話を盗み聞きする。
どうせいじめなんてやってると
言うわけないだろうな。
「正直、どうなんだ?潤。いじめてるのか?」
「なんで俺なんだよ。勝手にそう仮定するなよ。このクラスにいじめは無いだろ?」
「そうなんだが、和也をいじめついるって話を聞いたんだよ。」
「無いって、安心しろ。」
「そうか...分かったぞ。」
結局そうなんだ。
先生は頼りない。
オレだって何かしたいさ。
でも、出来ないのが事実。
もっと強かったら…
助けられたのに…
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!