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未定小説
ギター王子様☆ #5
2日後…


カズさんがいつもの場所で待っていた。
ギターを持って…今日も歌を歌っている。
虹という歌だ…
『やっぱり、いい歌ですね。この歌。好きになりました。
ライブでもいい歌でカズさんにぴったりの歌でした。
ありがとうございます。』
「そう思ってくれるとすごく嬉しいよ。」
微笑んで私に言ってくれているカズさんが
可愛くって私もニコニコしていると
カズさんが言ってきた。
「そうだ。一曲聞いてほしい歌があるんだ。
聞いてくれるかな?」
そういうとギターを持って歌いはじめた。




『いつか見たあの場所へ行こう 右の橋渡り手つなごう
ママに怒られていいなら 太陽のぼる頃帰ろう♪』
今回もいい歌でアップテンポながら
二人が楽しそうな歌詞であって
仲のいいカップルが想像できた。
『これからずっといるんだから あなたと私の楽園だから♪』
カズさんが気持ちよく歌い上げた。
拍手をしてにっこりと笑った。








「いい歌だったかな?」
『はい。ものすごくいい歌でした。誰かを思っている感じが…
凄く伝わっていてずっと一緒にいたいって気持ちがありましたよね。』
「そう感じてくれるんだね。嬉しいよ。」
ギターをしまいながらカズさんはいう。
「この曲ね。君の事思って書いてた歌詞なんだ。」
そういうと隣に座って顔を見てくる。
のぞかせて言うカズさんがすごくキレイに見えて
うっとりしてしまった。
「僕…君の事好きみたい。付き合ってくれるかな…」

そういうカズさん。
少し照れながら言って私は星空を眺めた。
『星がきれいですね。ちょっとっ別の場所行きませんか?』
そういって連れ出したのは丘の上。
ここはすごく星がきれいで、空一面に見える日だった。
『右のある星のシャワー 左の月明かり♪』
「ふふっ…歌詞違うよ。右あるのが星のシャワーだよ。」
そういってカズさんはアカペラで再度歌い始める。
『カズさん…私カズさんの事好きですよ。
なのでよろしくお願いします。』
そういって二人で笑ってキスをした。
笑顔でいるカズさんと二人でいい景色を見ていた…





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