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未定小説
見つけたっ 1


『今日こそ絶対見つけるんだから!!!』
「それ50回目…まだ見つかってないし。」
私はずっと運命の人を探しているけど…
見つからなくて…


シャンプーの香りがミントっぽくて
香水がマスカットの香りの人…

いい感じにマッチした人
見つからないのです…


昼休み…
クラスが一緒で親友の深月(みつき)
ふかつきとか言われがち…
名字は 桜っていう。
私は中嶋。

深月とは小学校以来の友達。
約5年もの付き合いである…



『なぁんでいないかな…』

「あっ二宮先輩だ…」
『げっっ!!』
嫌な顔をする私…
何故なら大っ嫌いな先輩…
いっつもこき使ってくるからだ。



それは…3ヶ月前



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念願の生徒会!!
憧れっ!!
こうすればあの人も見つかりやすいかなって思ったから頑張った…



「ここは生徒会です。じゃあ自己紹介から行きましょうか。ボクは生徒会長の夏目誠二です。」

…………


普通の挨拶でいいんだよね…

椅子から立つ
『一年の中嶋です…よろしくお願いします…』
座ろうとすると

「お前ぱっとしないなぁ」


えっ…


「なんか地味だからモノマネしろ」
「ちょっと…和…」
「いいんだよさっとん…」







あの時…
モノマネされて注目されたなぁ…
大失態をおかしたから…





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