未定小説
もう一歩 E
「何…?」
『和也!!バシッ』
「痛い…」
頬をたたいた…
『もう辛い時は辛いって言えよ…』
「でも、」
『いいんだよ…迷惑とか掛けてないから…
お前の考えてることはほとんど外れてんだからよ…』
「そんなこと…」
『本当だよ。俺は…自分がいじめに合うよりも
お前にさせたくなかった…』
「それは同じだって…翔くんにも
いじめを受けてほしくないから僕が守ったんだよ…」
そんな悲しい顔するな…
切ないじゃないかよ....
俺はこれからも
一歩進んでいかなきゃいけない、
どんな辛い目にあっても
もう戻ったりはしないさ。
和也を助けれただけでも
それでいいんだ...
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