未定小説
私の瞳に王子様を… @
貧乏な家でも頑張って生きてきた。
1歳の時、
初めて目に異常が起きたのだ。
「さえちゃ〜ん^^ばぁばですよ〜^^」
「パパ?最近、さえが机やイスにぶつかったり、
するんです…」
「え!?ただ、まだ見えてないだけじゃないのか?」
「でも、ちょっとは、
見えているんじゃないですか?」
「そうだよな…」
その時、ママはそうなのか…
ただ、見えてないだけ。
そう言い聞かせていたらしい…
二ヶ月後、
私の体が痣だらけになっていった…
周りから見たら、
家族が暴行を行っているようにも
見えなくはない。
母は、
早くに病院に連れてってもらいました。
でも、
ただの怪我それで終わらせられた。
そして、気付いた。
眼科なんだと…
「ショックを受けるかもしれないですけど…大丈夫ですか?」
「はい…」
「娘さんは…目が見えていません。」
「えっ!???」
お母さんが言うには、
ショックだったんだって。
こんな子に産ませてごめんって…
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