未定小説
無理な恋 D
助けてほしいという背中だったから…
刑事さんだけに言った。
成瀬さんの居場所。
多分、三人しか知らない場所だと
思ったから…
でも、名前は言わなかった。
その場所に少し時間を経ってから
走って行った。
2人が寄り添って
眠っていた…
私はその場で泣き崩れて…
警察の方を呼んで…
後で知ったけど、私がついた時には
もう息を引きとっていたといわれた。
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残っていたのは
ハーモニカのみで
これにどんな過去があったのか
わからないけど…
きっと、辛かったんだろう。
成瀬さん…
いや…
真中友雄さん…
ありがとうございました。
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