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「あなた……気づいていたわよね?」

真剣な眼差しで、美雪さんが訊ねてくる。

俺は、美桜のお尻を撫でながら、顔だけ美雪さんに向けて

「あぁ……アイツ、美桜のクラスの担当になっていやがった。しかも、ベタベタ美桜に触りやがってッ」

あー、思い出したら、美桜のお尻を揉む手に力が入り、美桜が “う、うぅ…ん“ って、イヤイヤするように俺のが胸にスリスリする。
ヤバいって!めちゃくちゃかわいい!

「………あなた……。とにかく、龍成の目的は美桜よ。わざわざ、教員免許取って、先生やるなんて。先生って柄じゃないのに。……あの子、誰に似たのかしら?」

ブツブツ言ってますが、絶対、母親である、あなた似ですよ。

あまりにも、美桜可愛さに「どこぞのオンナに盗られるくらいなら、アナタが "モノ“ にしちゃいなさい!」なんて、言う母親は、アナタ位じゃないのか?

ま、言われなくても美桜は俺のだけどッ!

「とりあえず、美桜の入学祝プラス精通祝ね。やっぱり、お赤飯かしら?」
などと、言いながらソファから立ち上がった。

「…ん?……美桜がはじめてイッたのなんで知ってんの?」

気になるよなぁ?まさか、母親に話してたりする?

「ふふふ……ヒミツ!」

ニッコリ微笑み、身を屈めて、美桜の髪にキスをすると
「さ、お夕飯の支度しましょう!」
と、キッチンに消えて行った。

まさか……部屋に何か仕掛けてないだろうな……?
やりそうだ…………。


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あきゅろす。
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