[携帯モード] [URL送信]

物語
沖田happybirthday!! 2
そして、迎えた7月8日。

沖田の誕生日パーティーは、
なまえの店で行うことになった。




コソコソ
「銀さんありがと」
「お礼はパフェで」




「なにやってるんでぃ」

「いや、別に...あ、あれ持ってきますね!!」
そそくさとなまえはいってしまう。


...つまんねぇの











と、部屋が暗くなる。


大きなケーキを持ったなまえが、近づいてくる。


「おめでとうございます、沖田さん!」

揺らめく蝋燭の炎がなまえに合わさり、どこか神々しく見える。

って、俺は何してるんでィ







「「はっぴぃーぱすでーそーごー」」


おめでとう!!!!!



なんだか照れ臭い。


「はい、ケーキ」
「あざーす」




食べ始めると、なまえ
が、じっとこっちを見てくる。



「何でィ」

「ぁ、ばれた?....味、不味くないかなって.....」

「そこは、美味しい?だろ」



照れたみたいにえへへと笑うなまえがかわいい。

「そうだ、これどうぞ」


小さな包みを渡される。

中には...

「んまい棒?」

「沖田さんよく駄菓子屋さんいくっていってたから..」

「おーよく知ってるねィ、おれはコーンポタージュが好きなんで、ありがてェ」

カサリ

「あれ、まだなんか__こここれ、俺のアイマスクストラップ!?」

「それ限定品だったんですよ?」

「ありがとう、これめちゃくちゃ欲しかったんでィ」


.....「あと、ひとつもらってもいいですかィ?」

「え?」






お断りはできません。けどねィ...














ちゅっ













唇が触れる









「な、え、おおおお?」


「焦りすぎでぃ、........なまえ?」

「はい!」

声が裏返った。


「おれの、恋人になってくだせぇ」

「もちろんですっ...」




二人を優しく見つめる銀時。


「リア充爆発しろー!!!!」
彼の悲痛な叫びは誰にも届かない。











(彼女なんだから、敬語はなしで、総悟って呼びなせェ。)

(.....うん)

(そういやーなまえにちゅーしたとき、声裏返ってたよねィ)

(....忘れろ、キスの件も声裏返ってたことも。そして笑うな。)

(ぷぷっ)

[*前へ]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!