共同生活3

「東」
「ん?」

「インテリア新調したりせん?」

「……何でそれ今言うん」
「朝飯食べてる時って何でも話聞いてくれそうな気いして」
「俺わりかしいつも聞いてるよな?お前あんま聞かんけど」
「あ、電撃結婚してんやこの二人」
「ほうら早速聞いてへんでコレ」
「あ、できちゃった婚か〜……じゃなくてな!」
「うん違うよな」

「インテリアな、同じ色に統一したらカッコいいと思ってん。白黒〜とか。赤〜とか」
「赤はやめとけ。疲れる」
「でもキッチン赤とかちょっと良くない?」
「ああ……キッチンか。キッチンはお前が決めたら良いと思うよ」
「へ?何で」
「キッチンは小鳥のテリトリーやから」
「……お前かてチキンラーメン作るやん」
「あれが料理に入んねやったら料理人への冒涜やな」

「あ、緑は?薄い緑とか気分落ち着くて聞いたことある!東って緑好き言うてなかった?!」
「緑結構好きやけど、よう覚えとったな」
「そりゃあ勿論!
だって東の好きな色やもん!」


「「………………」」


「……インテリアについて相談したりさ」

「……」

「キッチン任せてみたり相手の好きな色にあわせてみたりって……」

「…………」

「……なんか新婚さんみたい、やな」

「………………」

「小鳥さ―ん?」

「…………め、めっちゃ恥ずかしい……」

「(真っ赤やん)」




*そろそろBL風味を配合したいと思ったまでだ。
(何様だ)
東は最後冷静ですが内心真っ赤な小鳥さんを可愛いなあとか思え(命令か)

小鳥と東。小鳥さんは名の通りピーピー騒がしいです。
東は何だかんだで小鳥のことよく見ててくれます。

まだ恋愛じゃないんだ

[じいちゃん!][ばあちゃん!]

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