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そうしたらもう一度無駄を着るのだろう



生きるため磨き上げられた
あの小さな身体には未だに
削ぎ落とされる余裕がある
ので
よじ登り
刃を添えて 爪を立て
荒く荒く 丁寧に
つややかな無駄を削る
その間にも
小さな身体は歩み行く
どこへ行くとは語らずに

削り屑と剥がれ落ちて
無駄の重みにひとつも動けず
筋張った小さな身体を見送る
半笑いの私たち




2012.10.13

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あきゅろす。
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