テニス界のお姫様
story5
『ねぇ、跡部………』
「あ〜ん?なんだ?」
『ホントにいいの?』
「いいに決まってんだろ」
『そっか^^』
結局、他の部員はまた今度泊まるということにして
今回は私だけ、跡部邸に泊まることになった
跡部邸に到着すると……
「「「「「お帰りなさいませ、景吾様」」」」」
すっごい人数のメイドさんに迎えられた
「今日は客人がいる。部屋を用意しろ」
「かしこまりました。景吾様」
跡部が一人のメイドさんに指示を出した
ていうか、想像してた通り………
でかいな、うん←
『まぁ、想像はしてたけどww』
「どういうことだ?あ〜ん?」
『や、想像はしてたんだけどさ〜
やっぱでかいね。跡部邸』
「普通だろ?」
『それは、跡部の感覚でしょ?
私から見ればかなりでかいよ』
「………」
『跡部?どうしたの?』
急に跡部が黙り込み、深刻そうな顔をした
「いや、なんでもねぇ」
『そう?ならいいんだけど』
「それより、夕食は何か食べたいものはあるか?」
『夕食?出されれば何でも食べるけど?』
「………今日は、お前の好物をシェフに作らせる」
『え、悪いよ。そんなの……』
「いいから、言え」
『ん〜……強いて言うなら、カルボナーラ』
「分かった」
「景吾様、お部屋の準備が整いました」
「ああ。こいつを連れていけ」
「かしこまりました
さ、こちらへどうぞ」
『あ、ありがとうございます』
部屋へ移動中の時、メイドさんが話かけてきた
「あの、あなたは景吾様とどのような関係なのですか?」
『私、ですか?私は、友人と思っていますよ。跡部がどう思っているのかは分かりませんが』
「そう、ですか……」
『あの、どうしてそのようなことを?』
「景吾様が、女性をこのお屋敷にお連れになるのは、あなた様が初めてですので……」
『そうなんですか?』
「はい。私の知る限りでは、そうです」
このメイドさんは、跡部のことをすごく大切に想っているんだろうな、と思った
『跡部は、普段はどのように過ごしているんですか?』
「景吾様ですか?そうですね………乗馬をなされたり、読書をしていたりと、様々ですよ?」
「ああ、たまにテニス部の皆様をお連れになられて、テニスをしたりもしますね」
『弱肉強食の中にも友情有り、か』
「到着しました。ここが、名前様のお部屋になります」
『わぁ〜………広っ!←』
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