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テニス界のお姫様
story3




「せやったら、俺達と勝負してくれへん?」


『いいけど?』


がっくんのムーンボレー見たいし♪


「じゃ、まずは俺からだC!」


「ジロー、起きてたのか」


「うん!さっき起きた!!」


『じゃ、ジローくん?やろーか♪」


「うん!たっのしみE〜」


『元気がいいのね^^』



確か、ジロちゃんは氷帝3だったはず………


油断できないわね



「ザ・ベストオブ・ワンセットマッチ・芥川サービスプレイ」


「はぁ!」


『結構いい球打つね……でも、甘いよ!』


「0−15」


「すっげー!!今の見た見た!?」


『ホント、楽しそうにテニスするのね^^

もしかしたら、天衣無縫を習得できるかも♪』



やっぱり、テニスは楽しむのがイチバンよね♪



「いっくよー!!はっ!」


『だから、甘いって♪』


「0−30」



試合は、1時間もかからずに終わった


結果はもちろん、私の勝ち^^



『いい試合だったわ………ジローくん、もっと強くなるわね』


「ホント!?うっれC〜」


「次は、俺と試合してくれへん?」


『ん〜……私はいいんだけど……部活、終わってるんじゃないの?』


「あ、せやった……忘れとったわ」


『じゃ、試合はまた今度ね』




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