テニス界のお姫様
story2
これ、絶対にトリップだよね?
『あ、改めまして、苗字名前です。
先ほどは、大変ご迷惑をおかけしました』
そう言って、私は頭を下げた
「そんなかしこまなくても、いいぜ?」
「そうですよ!!」
と、言うか・・・
レギュラー全員集合してますけど!?
ホントに、全員美形だな・・・
一部を除いて←
『……みんな、ホントに美形ぞろいだね』
「お前も、ミーハーなのか?」
『ミーハー…って……そしたら、もう騒いでるんじゃないの?』
「はは!確かに、そうやな」
『でも、もしかしたら……ミーハーなのかもしれないよ?』
そう言って、挑戦的に笑って見せたら
「ふん、気が強い奴は、嫌いじゃないぜ?」
『私、俺様や強引な人って、あまり好かないの
て言うか、私一部の人しか名前知らないんだけど』
ホントは知ってるけどねww
「俺様は、跡部景吾だ」
『わ、一人称俺様なの?』
「悪いかよ?」
『いや、そうは言ってないけどさ
そういえば、跡部って言ったけど……跡部財閥と関係あるの?』
「跡部は、跡部財閥の御曹司やねん」
『ふ〜ん………お金に苦労しなくていいんだ』
「どういう事?」
『私、両親が他界してるから、自給自足してるの』
「あ、ごめん……」
『気にしなくていいよ^^
父さんも母さんも、10年くらい前に他界してるからあんまり、覚えてないし』
「じゃあ、施設で育ったん?」
『ううん……母方のおばあちゃんの家だよ^^
おばあちゃんも、3年前に寿命で逝っちゃったけど』
「「「「「………………」」」」」
『まぁ、唯一の救いは、テニスが人並より上手かったってことかな?
そのおかげで、全米オープンとかに出られたから^^』
「「「「「全米オープン!!?」」」」」
『そ、全米オープン♪』
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