[通常モード] [URL送信]

おおきく振りかぶって
初雪
私「あ、雪だ…」
 マネージャーの仕事中、降ってきた今年初めての雪を見て、私はつぶやいた。


花井「あぁ、寒いと思ったらとうとう降ってきたなー…。」
 いきなり背後で声がする。驚いて振り向くと、そこには我らがキャプテン、花井がいた。


私「花井キャプテン。その頭、寒そうだね。」


花井「ウッゼ。」
 花井は、他の女子には優しいのに、私にだけはいつもこういう態度だ。いや、雑だなぁ!


私「なんだ、その態度!コノヤロー!!」
 私はすかさず花井にタックル。しかし、効きもしてないようにあくびをしながら受けとめる。


私「くそっ。このウドの大木!」
 できる限りの暴言をはく。


花井「んだとっ!調子のりやがって!!」
 お、花井が怒った。まったく、短気な奴だなぁ。と考えていたら……

花井「おりゃっ」


 持ち上げられてしまった。そしてそのまま、


花井「どりゃっ!」
私「ひゃあっ!?」

 ……盛り上げれた土の上に、投げられた!!えっ!?


私「おおぃ!私、女の子なんだよ?何してんだ、このハゲ!!」
 何も考えずに口からスッと出た言葉。まぎれもない本心だ。


花井「あ、ごめん。お前、女だったっけ?」




私「………。くそぅ。絶対お前に復讐してやるんだから!!」


花井「へー。楽しみにしとく。」
 なにおぅ!?ここまで言われたら、もう最終手段を使ってやる!!


 私は、後ろを向いて叫ぶ。
私「千代ーっっ!今日花井、おにぎりいらないってー!!」

さらに、

私「ふっ。あとで監督にも言いつけてやるんだからね!」


花井「……う、器小っっさ!!」




#あとがき#
あれ、オチが見当たらない(T_T)おかしいなー、さっきまでそこにあったのに…。

[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!