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新小説
神の都
冒険者などにより稀に目撃される、地上とは全く異なる別世界。

月や太陽はなく、空は暗黒に支配されているが、その世界は不可思議な赤い光に満たされている。

また見上げる程の巨大な縦長の建造物が立ち並び、その建造物からは色とりどりの光が溢れ出ている。
冒険者“ミルガル”は、それを星々の煌めきのようだと語る。

神の都には小さな女神が住んでおり、その女神に行き会う事が出来れば地上に帰れるとされている。

その女神に会い運良く地上に戻ったものは善悪問わず女神から何かしらの力を授かると言われており、初代聖騎士団団長や、邪教徒である吸血鬼はそれぞれ巨大な力を手にした。

また、凄まじい力を秘めた魔道具を持ち帰った者もいる。

そのような言い伝えがあってか、この神の都に行く事を夢見る冒険者も多数いる。

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あきゅろす。
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