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新小説
歴史
1万年前
『かつて、現代よりも文明の発達した時代があった。しかし、発達した文明は神々の存在を人々から忘れさらせた。それにより神は力を失い、蘇った魔神が人々を襲った。魔神は空から火の塊を飛来させ、これまで存在したあらゆる文明を焼き払った。
僅かに生き残った人類も、魔神が生み出す魔物に蹂躙される日々を過ごすことになった。長き夜の到来である』
→石板に触手の生えた長大な怪物とそれを囲む炎の絵が残されいる。
魔神=ングトーヴス
(空間を切り裂き飛来したクロ-エカルラートと燃え盛るングトーヴスとの争いを遠方から見ていた旧人類が記した絵画から作られた歴史。クロ-エカルラートは燃え盛るングトーヴスから地球を守り、力のほとんどを使い果たして大地に沈む。その火の塊が飛来した場所は現在赤く光る巨大な湖となっている。なお、クロ-エカルラートが降り立ったのはニューヨークのマンハッタンにあるタイムズスクエアで、現在はクロの結界に守られてルルイエとなっている。また、この時同時にニャルラトホテップもエネルギーを求め地球に来界したが、クロに致命傷を負わされている)

1年後
炎の塊の余波で大陸は変形。その災害により人々の文明は完全に崩壊していた。生き残った人々は、原始時代のような狩猟生活に戻り暮らしている。
クロは光を生みだしルルイエに昼と夜を作るなど、魔法を用いて膨大な量のルルイエの管理を行いつつ、大陸とルルイエとを繋ぐ魔力トンネルを世界各地に形成、様々な力を持った特殊な文明を地上に送り始める。

100年後
『しかし、夜は必ず明けるものだ。希望を無くし、滅びの道を歩む人類を憐れみ、大地に女神が舞い降りた。女神は人類に知識と力、そして神々の遺産と共に一冊の書物を授けた。魔法文明の誕生である』
(散らばった欠片が世界を変えていく。生物の進化が急速に促され生態系が瞬く間に変化していき、魔力を有用に活用できる魔物が出現し始める。その変化をクロが察知し、対策を模索。また、力のない人々も魔物に対抗する力を持ってもらうため、魔道書を作成して分身体と共に地上に送る)

200年後-第一次魔法大戦。
『女神からの授かりし遺産と知識は人々の光となった。人類は女神の言葉に従い、新たなる文明を発展させた。やがて、地上は幸福と富で溢れかえった。人々は女神に感謝し、祈り奉った。
しかし、女神が与えて下さった光は、欲深い人類の中で黒く淀んだ。強欲なる者たちは他の民族が持つ遺産にも目が眩み、それを欲して争いを起こした。第一次魔法大戦の幕開けである。
血生臭い戦乱は続いた。そんな時、再び魔神が現れた。争い続けていた人々は女神の言葉に従い、手を取り合って魔神と戦った。そして、魔神を打ち倒した』

(魔法やオーパーツにより人々の暮らしは改善されたものの、魔法の登場、科学文明の発達により神が力を無くしたという認識により、魔法を中心とした独自の文明が発展していく。

また、宇宙より飛来したニャルラトホテップの暗躍により、オーパーツの奪い合いによる戦争が勃発。それを知ったクロは一度ルルイエを離れ、ニャルラトホテップを倒し、戦争を終結させる。そしてオーパーツの乱作を控え、ルルイエから指導者を送り込み、地上の管理を任せる。
 その際、一度ルルイエを離れたことでルルイエを守る防御結界に歪みが生じ、ングトーヴスの一部が結界を抜け出す。以降ルルイエから簡単に離れられなくなってしまう。
 また、ルルイエを離れている間にングトーヴスの半身が結界を抜け、分身を各地に散らばした。
 クロもまた、ングトーヴスを狩る為の分身体を地上に送り込む。

『平和な時は続いた。やがて、人類はこの争いの後に生まれた亜人達とも手を取り合う。』

1000年後
ヒト族意外に、
ソウ族(猫)
ガ族(犬)
ティタン族(像)
ハ族(鳥)
ルイ族(トカゲ)
ムゥ族(イノシシ)
フィン族(イルカ)
イル族(イカ)
などの独自の文明を築く知的生命体が生まれ始める。(本質的には魔物と同様の存在)

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