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星の物語-Novel-
ジェイドの疑問
先日招いたタクトとイングリッド…
私はファイゼルに、イングリッドには気を付けろ、と言った

しかし、何を気を付けろ、とは言わなかった。

教えた所で信じる訳がないから

ここで教えておけば、不安になっている事が起きた時に絶望しなくて済むかもしれない…

しかし今教えてしまえば、あの嬉しそうなファイゼルをもう見れないかもしれない…

私の勘違いであってほしい…

もし勘違いでなければ…まだ若いアイツには酷すぎる…

剣の腕はいいが…精神面はそう簡単に鍛えられるものではない…

私の勝手な願いではあるが…
ファイゼルには私を超えるガーディアンになってほしい…
シャーロット達を…私がいない間も守ってほしい…

勝手な願いであることはわかっている…

わかってはいるが…
近い未来、何かよくない事が起きる気がする…

何なのだ…この気持は…
闇を望んでいるのか私は…?

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あきゅろす。
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