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星の物語-Novel-
梅雨編(前編)
雨がよく降る季節
「雨は憂鬱…」
と部屋でだれるAlicia
「つゆって麺類に使うあれですか?」
首をかしげるAliciaのPM、ふゆほたる
「はは…梅雨ってのはね、雨がよぅ降る時期の事なんよ?」
「へぇ…知りませんでした」
「姉さんいますか?」
「ん〜…いませんよ〜」
「いるんですね?入ります」
「ぬ〜ん…」
部屋に入ってきたのは妹のNOIR。
しかしAliciaは動こうとしない
「姉さん…髪の毛跳ねてます…」
「直すの面倒なの〜…誰もこないしいいかな〜ってぇ」
確かにAliciaの髪の毛は跳ねている
「…兄さんからお呼びだしです。客も来ないだろうからたまには飲むか?と。」
「…ほたるー…クシとってクシ〜…」
「はいアリーシャ様」
「行くということでよろしいので?」
「にゅ〜…雨がぁ…よぅ降るねぇ…」
「…人の話聞いてます?」
「ぬぅーーん…」
「仕方ないですね」
秘策があったのかNOIRはゴソゴソとナノトランサーをあさり始めた
「…あった。姉さん?これは何でしょう」
「にゅー…う?…」
「…」
「て…」
「て?」
「テルちゃんのプロマイド!!」
「くいつきましたね」
クスっと笑うNOIR
まさしく小悪魔ですね
「行くならプレゼントします」
「行く!行きます!」
(食付きすぎでしょう…Aliciaさん…)
(姉さんは単純ですから)
(ですね)
「NOIR!行くよ!ほら早く〜!」
「あ!姉さん少しは落ち着いて…」
「アリーシャ様ぁっ!まだ寝癖が…っ!」
寝癖のついたAliciaは部屋を飛び出し、それを追いかけるNOIRとふゆほたる
果たして間に合うのか…ってな感じでファイゼルの経営するバーに場所は移ります
「やっと来たか」
「お待たせ、兄さん」
「姉さんがぐずってましたので…」
「問題ないさ。ん…来たか」
Alicia達が席に座ってまもなくバーに入ってきたのはAliciaの大好きな二人、テルルとエルル
「おいっす」
「(´・ω・)ゝシャキーン」
「いらっしゃい。雨の中すまんね」
「いえいえ〜ってアリーシャさん?髪の毛跳ねてるよ?」
「…跳ねたままだった…」
「あれほど言ったのに…」
よこで落胆するふゆほたる
「仕方ないなぁ…直してあげるよ。」
「わぁい♪」
「さて、とりあえず皆カクテルでいいのかな?っと、ノワはコーラ割だったな」
「はい」
「ワインでお願いします(´・ω・)ゝ」
「了解。」
そして皆で賑やかに酒を飲む中…
一人孤独に任務をするネタキャラ
「誰がネタキャラだおい!」
もといルシッドさん
「やれやれ…っておい!もうページねぇじゃん!」
うん
「ちょ…ひでぇよ!」
問答無用!

こうして一人の犠牲により梅雨による災害はなかったとさ
めでたしめでたし…

(後編へ続くかもしれない)

▽▽あとがき▽▽
Alicia「じめじめするね〜」
NOIR「です」
ファイゼル「しかしまぁ…何故今更?」
Alicia「テレビで梅雨明けだって言ってたから?」
NOIR「計画性ゼロですね」
Alicia「うっさいな!いいじゃん!」
ファイゼル「というかよくもまぁ適当に文書けるな」
Alicia「私天才だもん」
NOIR「勝手に言っててください」
ファイゼル「しっかり休まんとテルルに怒られるぞ?」
Alicia「や〜ん…テルちゃんのお仕置きだなんてぇ…」
ファイゼル「…相当きてるな」
NOIR「…えぇ…」

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