副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
楽しい時間
第4話:楽しい時間
部屋に入って言った3人。最初に声を出したのはネギである。
ネギ「わっ!のどかさんかっこいいお洋服ですね。どうしたんですか。」
のどかの服を見たネギが声を上げる。
のどか「えっと、このかさんが渡してくれて誰のかは・・・」
のどかの言葉が詰まる。そこへ・・・
黒龍「俺の私服です。まぁ、さっきいろいろとありまして、服をお貸ししたんです。」
黒龍が話す。のどかはその光景を思い出したのか、真っ赤になっている。しかし、よく見ると少々ぶかぶかである。
木乃香「夕食出来たえ」
木乃香の作った夕食を5人で食べた。
黒龍「おいしいです。近衛さん。」
木乃香「ほんと?うれしいわぁ〜」
黒龍がほめる。木乃香は、にっこりと喜んで言い返す。
そんな楽しい食事の時間も終わり、のどかは、部屋へと帰っていった。服は、後日返しで良いと、黒龍が貸した。
ネギ「そういえば、鋼鉄さん、どこで寝るんですか?」
ネギは聞き出す。
黒龍「屋上にテントを張って、そこで寝ようと思っています。」
黒龍が言い返す。しかし外は真っ暗で、テントを張れるような状態ではない。その前に、荷物を上に運ぶのに階段を使わなければならないので重労働だったりする。
明日菜「そういえば、玄関にでっかいリヤカーと荷物があったわね。」
明日菜が話す。そのとき、黒龍はハッとした。
黒龍「しまった下に忘れた。取りに行かないと。」
黒龍があわてて部屋を飛び出していこうとしたときである。
ネギ「待ってください。今日、ここに泊まっていきませんか?」
ネギが急に口を開く。それを聞いた明日菜と木乃香はピクッとした。
明日菜「ちょっと、ネギ坊主何言ってるの!?居候の癖して!私は反対よ。ね、木乃香。」
明日菜は木乃香のほうに向く。
木乃香「ウチは別にかまわへんよ。」
木乃香は別に構わないと言う顔をしている。
ネギ「お願いします。明日菜さん。いいですよね、鋼鉄さん。」
ネギは明日菜にお願いしながら、今度は黒龍に尋ねる。
黒龍「あ〜えー・・・っと・・・。」
黒龍は困っているようである。
明日菜「ほら、鋼鉄君も困ってるじゃない。」
明日菜はネギに言い返す。
黒龍「迷惑じゃなければ、俺はかまいませんが・・・。いいんですか?」
黒龍は答える。
明日菜「もう・・・しょうがないわね。今日だけだからね。」
明日菜もとうとうあきらめた。
ネギ「ありがとうございます。明日菜さん」
黒龍「では、お邪魔させていただきます。俺、ちょっと、下に寝袋取りに行って来ます。」
そう言って、黒龍は、寝袋をとりに出て行き、その夜、黒龍はネギたちの部屋にお邪魔することになった。
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