副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
その日の夜・・・
第2話:その日の夜・・・
放課後、黒龍は、買い物をしていた。これから住むための買出しである。学園長からは、女子寮を使ってもよいとは言われたが、さすがに一緒には居られないので、風呂場は時間を設けてもらい入ることにし家は、屋上を使うことにした。
黒龍「え〜と、これで全部だな。」
大きなリヤカーを引きながら歩いている。その中には、運動会などに使うタイプのフライが3つテントが1つそのほか、ベッドやら布団やらが入っている。おそらく、大きなスポーツ用品店で買ったのであろう。
黒龍「もうこんな時間だ。急いで帰らないと。」
時計を見るともう6時、あたりは暗くなっていた。そう言って帰るのはいいが、さすがにこの量で電車に乗るのは大変で、仕方ないので途中まで歩いていくことにした。
黒龍「やっとついた。」
寮についた頃には、もう7時30分を回っていた。
黒龍「とりあえず、荷物を運んで、飯作らないといけないな。」
そういいながら寮に入っていこうとしたときである。
木乃香「あれ、鋼鉄君やん。どないしたん。」
後ろから声がして振り向くとそこには、木乃香がたっていた。買い物袋をもっているところから見て、近くのコンビニに買い物に行ったようである。
黒龍「これからの寝床の買出しを・・・。そういうえーっと・・・」
黒龍は、話しかけられたが、いまいち名前が出ずにいた。
木乃香「近衛木乃香や。」
木乃香は、戸惑っている黒龍を見て、自分の名前を名乗る。
黒龍「すみません。そういう、近衛さんは?」
今度は黒龍が聞き返す。
木乃香「ウチはちょっと夕飯の買出しや。そや、鋼鉄君も夕食食べてかへん?まだやろ?」
そうだ。と思い立ったように、黒龍に話を持ちかける。
黒龍「いや、そんな悪いですよ。」
黒龍は丁寧に断った。しかし・・・グゥ〜・・・。黒龍のおなかは正直に、空腹状態を掲示した。
木乃香「ふふっ。遠慮しいなや。」
少し笑いながら、黒龍に話しかける。
黒龍「えっと・・・それなら、ご一緒させていただきます。」
黒龍は下を向き少し顔を赤くして返事をする。
木乃香「はいな。」
木乃香は、そう言って笑顔で言い返すと、二人は、寮へと入っていった。
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