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副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
修学旅行最終日
第10話:修学旅行最終日

黒龍「ZZZzzz・・・」

あの戦いが終わったあと、皆は旅館へと戻り、長との約束の時間までそれぞれ寛いでいた・・・・・はずだった。

バン!!

エヴァ「コラ起きろーっ!ぼーやとその他!!今日は私の京都観光に付き合うがいい!!」

扉を思いっきり開け、エヴァが大声を上げた。

パチッ

その音に黒龍も目を覚ました。そしてほぼ強制的にネギたちは連れて行かれることになった。

黒龍「俺は寝る。」

しかし、最後の最後までうぁんぱつしていたのは黒龍。「俺は寝る」などと言い放ち、また寝始めた。しかし・・・

エヴァ「貴様も行くのだ。そら起きろーッ!!」

そう言ってとうとう窓から放り投げられたのである。

ズドン

すごい音と共に地面に叩き落された黒龍。

黒龍「痛ーじゃないか。何すんだよ。」

度胸があるのか、下からエヴァに向かって、文句を言い放つ。

エヴァ「目が覚めただろう。私の京都観光に付き合え!!」

エヴァのせいで、しっかり目が覚めてしまった黒龍は仕方がないので、ついて行くことにした。

そして、「強制連行エヴァの京都観光」も終え、長との約束の場所へと向かった。ネギの父、ナギが日本で住んでいた家に案内してもらうためであった。

長「黒龍君、疾風のことだが、向こうに着いたらいろいろ頼みましたよ。彼にとって向こうは、あなただけが頼りといって間違いないようなものですから。」

黒龍「わかりました。」

ネギとエヴァの話が終わったあとに、長は黒龍に話しかけた。疾風の魔帆良学園の事で少し話があったのである。

そして中に入り、最後に記念撮影。時間もあまりなく、家を後にした。

 

しずな「ハーイ皆さん、この後私達は午前中のうちに麻帆良学園に到着。その後は学園駅にて解散、各自帰宅となりまーす。皆さーん、修学旅行楽しかったですかー♪」

3A一同「はーい」

新幹線の構内は、幼稚園のような騒ぎである。

黒龍「(やれやれ)」

黒龍はあきれながら笑っていた。そのとき・・・。

疾風「黒龍!」

黒龍の名前を呼ぶ声がする。

黒龍「疾風!お前なんでここに?」

疾風「なんや冷たいこというな。今日、戻るちゅうんで見送りに来てやったんや。後これ、京都名物や。どこも行列が出来るほどの人気店のやつやで。あわてて買うてもって来たんやけど、間に合ってよかったわ。ほいじゃな。来週までにはいくでそん時はよろしゅうな。」

黒龍「おう!」

帰りの新幹線。行きとは正反対に静かだ。皆すやすやと眠っている。楽しいこと、辛いこと、色々あった中学の修学旅行はこうして幕を下ろしたのである。


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あきゅろす。
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