副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
合流
第3話:合流
何とかなんを逃れたネギたちと黒龍は合流することに成功。無論、黒龍はその不気味なオーラを隠している。しかし、主力のネギが負傷。先ほどの攻撃で、石化し始めていた。
刹那「・・お二人は今すぐ逃げてください。お嬢様は私が救い出します。鋼鉄さんも来たばかりですみませんが、急いでお逃げください。」
3人は驚いて声を上げる。
刹那「お嬢様は千草と共に、あの巨人の肩の所にいます。私ならあそこまで行けますから」
明日「で…でも、あんな高い所にどうやって」
刹那は明日菜達と顔を合わせず、重い口調で話していく。
刹那「ネギ先生、明日菜さん、私…、二人にも…このかお嬢様にも秘密にしておいたコトがあります…。この姿を見られたらもう…お別れしなくてはなりません」
ネギ「え…」
刹那は何かを決意したように行動を起こした。
刹那「でも…今なら、あなた達になら…」
刹那の背中に現れた真っ白い鳥のような綺麗な羽。ネギ達は言葉を失った。
刹那「…これが私の正体。奴らと同じ…化け物です。でもっ…誤解しないでください。私のお嬢様を守りたいという気持ちは本物です!…今まで秘密にしていたのは」
刹那は肩を落とし話していく。
刹那「…この醜い姿をお嬢様に知られて嫌われるのが怖かっただけ…!私っ…宮崎さんのような勇気も持てない…情けない女ですっ…!」
明日「…ふぅーん」
刹那「ひゃ」
明日菜は刹那に近付き、刹那の羽を触りだした。
刹那「あの…明日菜さん?」
しばらくすると調べ終わったのか、明日菜は立ち止まり右手を挙げる。
刹那「え」
バッチィィン
刹那「きゃう!?」
明日菜は刹那の尻に強烈な一撃をいれた。そして話だす。
明日菜「なーに言ってんのよ刹那さん。こんなの背中に生えてくんなんてカッコイイじゃん」
刹那「え…」
明日「あんたさぁ…、このかの幼なじみで、その後2年間も陰からずっと見守ってたんでしょ。その間、あいつの何を見てたのよ。このかがこの位で誰かを嫌いになったりすると思う?ホントにもう…バカなんだから」
刹那「あ…明日菜さん…」
明日「行って刹那さん!私達が援護するから!!いいわよねネギ!鋼鉄君」
ネギ「ハ、ハイ!」
黒龍「OK!」
そういうと、刹那はネギたちに礼を言い、飛び立っていった。
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