副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
黒龍生還
第8話:黒龍生還
ネギは、敵陣の中を奇襲での突破に成功した。その後ろから、ものすごい速度で飛行する物体があった。
ネギ「!?」
ネギは後ろを振り向く。そこには、両手を足のほうに向け少し広げ手の先から炎を出し、まさにジェット機の要領を用いた方法を使い、飛んでくる黒龍の姿があった。
ネギ「鋼鉄さん、無事だったんですか?他のみんなは・・・?どうやって石化をといたんですか?」
質問しまくるネギ。黒龍はひとつずつ答えていく。
黒龍「他のみんなは石化状態、それは変わらない。敵の石化呪文に関しては、俺は受けていないからな。」
しかし、ネギとカモが見たときにはしっかり石になっていた。
黒龍「超高等防衛術『破邪の盾』。全ての打撃・魔法を無効化する防衛術ですよ。代償として、発動中は、行動が取れませんがね。」
ネギ「でもどうやって・・・?って言うか、鋼鉄さんも魔法使いなんですか?」
黒龍「あの時・・・」
それは、皆が石化されていたときである。
のどか「キャアアアア!?」
のどかが叫ぶ。
夕映「こ・・こここれは!?」
朝倉「(こりゃあ)」
夕映は半分状況を飲み込めないでいる。朝倉は、状況を見て、冷静に判断している。
のどか「パ・・・・パル・・・・」
のどかが、カードを出そうとする。
白髪「君のそのアーティファクトは危険だね。眠っていてもらうよ。」
白い髪の少年が言うと、煙の範囲がさらに増した。
黒龍「(石化呪文・・・!これはまずい。)」
みなの状態を見て悟ったのか、黒龍は呪文を唱えた。
黒龍「『破邪の盾』」
・
・
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そから数分・・・。
ネギ「あ、あれー。皆さん何してるんですか?固まちゃって何かの遊びですか?部屋真っ暗にして・・」
ネギは何食わぬ顔で部屋に入っていく。しかし・・・
ネギ「こ・・・・これは・・!?」
そう。ネギの入ってきたときには、みな石化していた。黒龍も含めて・・・。
黒龍「あの時俺は、あの少年の魔法で石になったのではなく。防御の呪文で、自らを石にしたんです。身を守るだけでなく、敵を欺くために・・・。」
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