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副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
総本山敵襲
第6話:総本山敵襲

ネギ「!?」

ネギが来たときにはもう遅かった。

ネギ「あ、あれー。皆さん何してるんですか?固まちゃって何かの遊びですか?部屋真っ暗にして・・」

ネギは何食わぬ顔で部屋に入っていく。しかし・・・

ネギ「こ・・・・これは・・!?」

ネギは、事態に気付くまで少々時間がかかった。そして、取り乱している。

ネギ「く・・・・僕のせいだ・・!僕のせいで生徒のみんなを・・・・!!」

カモのおかげで平常心を取り戻せたネギ。しかし、明日菜たちのほうが心配になってきた。

ネギ「杖よ」

念話で明日菜の無事を知ったネギ。集合場所の風呂場へと急ぐため、廊下を走っている。

杖を手にし曲がり角に差し掛かったその時・・・。お互いがお互い見方だと分からず、戦闘体制で合流するネギと刹那。

ネギ「刹那さん!?お風呂にいたんじゃ!?アスナさんが話するって・・」

刹那「ただならぬ気配を感じて飛び出して来ました。何があったんです!?お嬢様は・・」

ネギ「そ、それがその・・・・」

二人は、あせりながら話している。

長「ネ・・ネギ君刹那君・・・・」

二人が後ろを振り向くと半石化状態の長がいた。二人は、長の元へ行く。

長「ネギ君刹那君・・白い髪の少年に気をつけなさい・・・・格の違う相手だ。並の術者ならば本山の結界もこの私もやすやすと破られたりは・・・・しない。あなたたち二人ではつらいかもしれません・・・・学園長に・・・・連絡を・・・・すまないこのかを頼み・・・・ま・・す・・・・」

そういい終わると長は石化してしまった。二人は急ぎ、アスナ・木乃香の待つ風呂場へと急行した。しかし、そこにはアスナもやられ、木乃香もさらわれていた。アスナの開放を行う二人だが、その後ろから気配を感じた。気配と同時に攻撃を仕掛け、刹那をあっさり撃退。

ネギ「ま、まさか君が・・・・こ・・・・木乃香さんをどこにやったんですか・・?(長さんの言ってた白い髪の少年・・・・)・・みんなを石にして刹那さんを殴って木乃香さんをさらって明日菜さんにえっちなコトまでして・・!」

アスナ「だからちがうってば」

そこへアスナが小声で突っ込むが、ネギは無視。

ネギ「先生として・・・・友達として・・・・僕は・・・・僕は・・・・許さないぞ!!!」

少年「・・・・それでどうするんだい?ネギ・スプリングフィールド。僕を倒すのかい?・・やめたほうがいい。今の君には無理だ」

そう言って、姿を消した。

3人は、外へ出て、とうとう、敵を見つけた。

刹那「そこまでだ!お嬢様を放せ!!」

千草「…またあんたらか」

刹那が再三警告をするにもかかわらず、余裕の笑みを浮かべている。

千草「ほな、あんたらにもお嬢様の力の一端を見せたるわ。本山でガタガタ震えてれば良かったと後悔するで」

そう言いながら千草は、木乃香を抱いている猿の式神と共に岩の上から降りてきた。

千草「お嬢様…失礼を」

千草は木乃香の胸の上辺りに呪符を貼り、呪文を唱え出す。すると千草を中心とし、川が光出した。そしてそこから物凄い数の鬼神達が召喚され、ネギ達を囲んだのだ。

明日「ちょっとちょっと、こんなのありなのー!?」

軽く100体は超える数、いやもっとだろうか。

千草「あんたらにはその鬼どもと遊んでてもらおか。ま、ガキやし、殺さんよーにだけは言っとくわ。安心しときぃ」

バッ

刹那「まっ…待て!!」

そう言い残し、千草達は去っていった。しかし、今はそれどころじゃない。こいつらをどうするのか。鬼に睨まれ、まだ硬直状態のネギ達。

敵A「何や何や、久々に呼ばれた思ったら…」

敵B「相手はおぼこい嬢ちゃん坊ちゃんかいな」

敵C「悪いな嬢ちゃん達。呼ばれたからには手加減できんのや。恨まんといてな」

戦闘には慣れていない明日菜は、今の状況に恐怖していた。


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