[携帯モード] [URL送信]

副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
束の間の時間
第5話:束の間の時間

一同は風呂を澄ませ、各自すごしていた。刹那と明日菜、ネギ、カモは用事で出ていた。

今部屋にいるのは、朝倉にのどか達図書館探検部、そして遊びに来ている黒龍の6人だ。

朝倉「でも、ホントに旅館帰らなくて大丈夫なんかねー」

ハルナ「ネギ先生がいいっていってんだから大丈夫でしょ」

朝倉はパソコンをいじり、図書館探検部はカード、黒龍は壁際で読書をしている。そんな時

コンコン・・・ガラッ

戸を開けたのは明日菜だった。

明日菜「このか、ちょっといい? その…刹那さんが話があるって言うんだけど…」

木乃香「せっちゃんが?うん、いくー」

朝倉、パル「!?」

どうやら明日菜は刹那に頼まれ、木乃香を呼びに来たらしい。するとそれに反応する2人…

ハルナ「こ、こんな夜更けに、刹那さんがこのかを呼び出し?」

朝倉「と言うことは…」

朝倉、ハルナ「いよいよ告白かーッ!?」

ヒューヒュー

明日菜「何の話してんのよっ!」

勝手な想像で盛り上がる2人。んなことはほっといて、木乃香達は部屋を出ていった。

パタン

朝倉「それにしても、鋼鉄君もいるとはね。びっくりしたよ。」

朝倉が黒龍に話しかける。それに気付いた黒龍は読書をやめ、本を閉じる。

黒龍「昔、この辺に来たことあって、友人とよく遊びに来たからな。会いに来たんだが、いなかったよ。」

のどか「あ・・・あの、いつからいたんですか?」

のどかがおどおどと尋ねる。

黒龍「今日の昼間。みんなが来るずっと前だよ。」

黒龍が答える。しかし、みんなは見ていなかった。

夕映「しかし私たちは見ませんでしたが・・・?」

黒龍「あ〜。そりゃ、ずっと木の上で寝てたからね。」

すんなり返事を返す。そのときである。

コンコン

ハルナ「あ、はーい」

扉にノック音がして、ハルナが扉を開ける。

ハルナ「あれー何僕?お屋敷の子かな?」

扉の前には白い髪の毛の少年が一人。なにやらぶつぶつ言っている。

ハルナ「ブワッ!ケホケホ、何この煙ー」

しかし、その煙を吸ったハルナは、体が石化してしまった。

のどか「キャアアアア!?」

のどかが驚きのあまり悲鳴を上げた。煙は部屋に充満していく。その部屋にいたものは全員石化してしまったのである。


[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!