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副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』
清水寺・旅館
第2話:清水寺・旅館

京都は清水寺。学業・健康・縁結びが成就されるという「音羽の滝」がある。3−Aの人間のほとんどは、我先にと縁結びの滝に向かっていき、水の取り合いをしている。

円「むっ・・」

裕奈「う うまい!?もう一杯!!」

妙においしい水の味。みんなは、これでもかというほど、いっぱい飲む。

ネギ「八ッ・・刹那さんは・・・・?」

ネギは、刹那を探してみた。しかし・・・

カモ「オ オイ兄貴、アレやばくねーか!?」

ネギがカモのほうを見たとき、ネギは驚きの顔になった。なんと、我先にと飲んでいたメンバーが、みな酔いつぶれてしまっているのである。原因を突き止め、あわてて、他の先生にごまかし、事態を収拾するネギ。

刹那「・・・・仕方ないな・・」

どこかの屋根から、事態を見る刹那。

黒龍「(やれやれ・・・)」

ネギのほうを見ながら、心の中であのエヴァ戦の時の先生はどこに行ったのかとあきれ果てる。

黒龍「(それにしても、新幹線のカエル事件のときの不在・・・ネギ先生を監視しているようなあの行動。・・・やつはいったい何者だ・・・?)」

刹那を怪しく思っているのは、ネギとカモだけではなかった。黒龍も少しずつ疑っていたのである。

黒龍「(まぁ、俺には関係のないことだ。)」

その後、バスは清水寺を出て、ホテル嵐山へと向かっていった。

ホテルに着いたネギはカモと相談。しかし・・・事態は思わぬ展開へ・・・。

カモ「やっぱり、あの刹那ってやつの仕業に違いねえよ。」

ネギ「うーん・・」

ネギは少し考え込んでいる。

カモ「あと、あの黒龍ってやつも怪しいぜ。」

ネギとカモが話している時、その場に明日菜がやって来て協力することを約束し、カモが今わかりうる状況を説明した。そして風呂に入ったネギだが、そこで全裸の刹那と遭遇。事情を聞いたネギとカモの刹那への誤解も解けた。しかし・・・その反面、カモの黒龍への疑いはさらに強くなっていったのである。その頃、黒龍はというと・・・

黒龍「妙な気が外に一つ・・・内部に大1に小多数。下の下・・・式紙クラスだな。平和だ。」

自室である個室で、気の気配を感じていた。その気が何であるかは分からなかったものの、事情を聞いていない彼はいまだに刹那がスパイである可能性を考慮していた。しかし、彼にとってこの今のところ関与すべき問題ではないゆえに手を出さずにいた。

しかし、黒龍の知らないところで事件はすでに動いていた。その騒動のスゴイ音を見に来ようとした木乃香がさらわれそうになったところを刹那が救出しとりあえず事なきを得た。その後もうひと騒動あったものの、黒龍は関与せず、就寝についた。

修学旅行初日の夜は、元気組みは完全に酔いつぶれ、部屋で寝てしまい、一部を除き静かな夜へと代わっていった。そして翌日。修学旅行は二日目を迎えたのである。


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