[通常モード] [URL送信]

ドードーの小説『夢の麻帆良』
自分の正体
さっきの不良、遠山亮太は公園にまだいたけど、僕は麻帆良学園に向かう事にする。
ここに来る時はゆっくり見ていられなかったけど、イロイロな所を見て回った。まずは近所。
ガードレールが目に入った。そう言えば、小学生だった頃の僕が書いた落書きはあるだろうか…。確かこの辺りに?ガードレールは真っ白で何も書かれてはいなかった。
僕の隣を幼稚園の頃からよく遊んだ友達が通りすぎた。いつもなら「よっ!佑介ー!」くらい言う筈なのに、挨拶すらしやしない。
この世界、やっぱり僕は存在していなかった……。

その後、街の中を歩いていると『魔法家庭教師ツクね!』というノボリを見付けた。そこは本屋だった。
ちょっと入ってみよう。

佑介「お?これは『魔法少女ビブリオン』だよ。こっちは『まほレンジャー』だね。」

店内を歩き周りアレを探した。なのに見つからない。まぁ、無いだろうとは思っていたけど。やっぱり見つからない。「魔法先生ネギま!」が……。
売れ残っていたマガジンを開いてもネギまのネの字もありはしない。

その代わりに『マジック』と言うマンガが連載されていた。

ちょっと読んで見ようかな?

作者:白松建

表紙ページをめくると物語が始まっていた。

そしてよく読むうちに心拍数が一気に上がった。

主人公の名前は

岡崎佑介

[前へ][次へ]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!