韓流映画撮影風景 完結
撮影の前日
ベットシーン撮影の前日…
シンはユイファの家に来ていた。
その日のシンは、ユイファを応援しようと決めていたのに、態度が少しおかしかった。
「ユイファ…明日が撮影なんだろ?緊張…する?」
「うん…緊張するよ…?」
ユイファは裸になってベットで横になるシーンを思い浮かべてしまい、真っ赤になって俯いた。
「ごめん…ユイファの事を応援するなんて格好いい事を言ってたけど、その相手の俳優に嫉いてるんだ…」
正直に気持ちを打ち明ける。
「大丈夫だよ!ベットの上では、布団に入るし、胸にはニプレスを貼るし、下だって前張りを着けるから、見られたりしないし、触られる事もない。演技なんだよ?」
こんな言い方をしているユイファも平気ではなかった。
前張りを着けるとはいえ、他の前で男に股を開くのだ。
普通でいられるはずもない。
シンに心配させないように配慮した言葉であった。
嫉妬で心苦しいシンは、普段の冷静なシンではなく、荒れていた。
黙ったまま、ユイファの肩を抱き寄せると、無言のまま…唇を重ね合わせた。
ユイファは、慌てる事もなく、唇を受け入れた。
今日はシンの思い通りになる事で、シンの気持ちを軽くしてあげようと心に決めていた。
「あの…お願いがあるんだけど…」
「ん?どうした?」
「私の全てを…奪って…」
そう言ってユイファはバスロープのまま、ベットに横たわった。
撮影は仕事だ。
心も体もシンに捧げるから許してほしい。
という心がこの言葉に詰まっていた。
「わかった…」
バスロープの上からシンの手が胸を揉みしだいてくる。
「ハァ…ハァ…ハァ…んっ…」
何度も経験しているシンの手だったが、不思議と今日だけは、ユイファも異常に興奮していて快楽を求めていた。
バスロープの襟元からシンの手が差し込んできて、綺麗なお椀型の胸を直接触れられると、苦しそうに表情が歪んで喘いでいた。
「あんっ!あっあんっ!あああああん!」
乳房を揉まれて乳首が少し指で擦られるだけで、悶え苦しむ。
こんな姿のユイファが淫乱なのではなく、女という生き物は本能で、お互いの心が一つになった時に、体が研ぎ澄まされたように敏感になる。
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