韓流映画撮影風景 完結
愛するシンとのキス
ユイファは、シンとの関係が壊れると心配していたので、予想外の言葉に安心した。
「よかった…反対されると思ってた…」
「反対なんてしないよ?俺はユイファの彼氏であり、一番のファンなんだから!夢は女優になる事だろ?」
「うん!ありがとっ!」
シンに思いっ切り抱きついた。
一日中悩んでいたユイファは安堵の涙が溢れてくる。
「シン…大好きだよぉ…」
シンの胸板ですすり泣くユイファの背中に手を回して、そって抱き締める。
「おいおいっ!泣くなよ!」
「だって…うっ…んっ…本当に心配だった…心配だったんだもん…」
シンは頭を軽く撫でて…
「俺は、いつまでもユイファの側にいて守ってやるからな?」
「うん!」
泣き顔のまま、笑顔を作ったユイファは幸せを噛み締めていた。
「シン…キスしてほしいな…」
ユイファは、辛い時にシンが支えてくれると、いつも甘えてキスをねだってくる。
「わかったよ…目を閉じろよ…」
唇が重なると、ユイファは、両手をシンの首に回して唇を何度も求めた。
(シンのキスは優しいから好き…)
ユイファは、シンとキスをすると、いつも頭の中が真っ白になって、心が満たされるのである。
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