True Love
梨依の覚悟
伸二はもう一度梨依を見て聞いてみる。
「どうしても…嫌?」
梨依は俯いたまま首を横に数回振った。
「本当にいいの?」
そう言って伸二は梨依の肩を抱き寄せると、梨依は息を飲んで、コクリと頷いた。
伸二のためなら…と覚悟を決めた。
伸二は耳元で
「可愛いよ…梨依…」
小さな声で囁きながら、脇の下に手を通してブラウスの上から円を描くように両手で胸を揉みしだく。
「ハァ……んっ…」
真っ赤な顔をして伸二から顔を背けて、遠慮がちに快楽の声が漏れていた。
伸二は耳にキスして…耳たぶを軽く唇で噛んで、囁く。
「梨依の胸…柔らかいよ…」
梨依は伸二の言葉にさらに顔が赤くなり、震える体を必死に抑えようとしていた。
(恥ずかしいよぉ…大好きな伸二先輩なんだ…怖がったらダメ!)
震えているのは伸二の手にも伝わっていた。ブラウスのボタンを一つ外して…
「震えてるよ…?怖い?」
「大丈夫です…伸二先輩なら…」
目を固く閉じたまま、首を横に振った。
本当は逃げ出したい気持ちでいっぱいだったが、伸二に嫌われたくない一心で、カップルとしての楽しい出来事を思い浮かべながら、我慢した。
(明日から一緒に学校に行って…日曜にはデートして…)
しかし…
すぐに現実に戻される。
ブラウスのボタンが3つ外されると、白い柔肌が伸二の目に晒され、4つ目が外されると白いブラジャーが空気に触れる。
梨依が閉じていた目をうっすら開くと、伸二は胸元を覗き込んでいた。
「あっ…あんまり…見ないでください…」
両手で胸元を隠すが、簡単に手が払い退けられる。
「隠しちゃだめだよ?」
ブラウスのボタンが全て外されて左右に開かれる。
ブラジャーに伸二の手が触れると、揉みながら乳首を指先で擦って、刺激を与えてくる。
「んっ…や…やだ…ぁ…ハァ…んっ…」
「可愛い声が出てるよ?気持ちいい?」
梨依は恥ずかしそうに顔を反らす。
「ハァ…ハァ…んっ…んっ…」
梨依の乳首はすでに大きくなって、固くなっていた。
伸二は梨依の表情を見ながら
「これ外すよ?」
俯いたまま、恥ずかしそうな表情で伸二をチラッと上目使いで見る。
伸二はその表情を可愛いと思いながら、ブラジャーを捲り上げて喉元まで持ち上げた。
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