True Love
中学2年の秋
学校の裏にある紅葉の舞い散る木の下で…
「俺…梨依の事が好きだ…」
「ごめんなさい…裕貴君の事は友達としか思えなくて…」
「そっか…ごめんな…」
「私の方こそ…ごめんなさい」
梨依はの裕貴が目の前から足早に去って行くのを、辛そうな表情で見ていた。
私は、梨依。
14歳の中学2年生。
今告白してきたのが、幼馴染みの裕貴君っていう同級生。
裕貴君は、すごく優しくて、いい人だから嫌いじゃないんだけど…
幼稚園の頃からずっと仲良しだし、友達って感覚しかなくて。。。
どうしても彼氏って感覚には思えなかったんだ。
ごめんね…裕貴君…
それに…私は今、恋しちゃってます(笑)
サッカー部のキャプテンをしていた中学3年生の伸二さんっていう先輩。
すっごく格好いい人だから女子からモテモテなんだよ?
私は憧れてるだけで、話す機会もほとんどなくて…
テニス部の隣でサッカー部が練習をしてるからいつも見てるだけ…
それだけで幸せいっぱい!
今は先輩は引退しちゃったけどね!
恋に恋するお年頃なんです!
なんちゃって(笑)
告白された日から数日が過ぎて…
伸二さんと急接近する出来事が。。。
[次へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!