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スタリオ
☆☆☆

窓からさす光、鳥のさえずり。
爽やかという言葉がこれでもかと似合う朝。
僕はいつの間にか寝ていたらしい。
頭に霧がかかったように、記憶が曖昧だ。
その霧が晴れるように、少しずつ記憶が戻ってきた。
ルーティが暴れていて、僕は酒を飲まされたんだ。それから僕はスタンに…。スタンに…………。
「んー…リオン、おはよう。具合大丈夫?」
「スタン」
「なに?」
「昨夜僕は…」
「ああ、酔ってみんなの前で俺にキスしたり、好きって連呼…」
「それ以上言うな!」
やはり、思い出した記憶は、僕の夢なんかではなかった。
ああ最悪だ。
「リオンすっごい可愛かったぞ!」
「魔人煉獄殺っ!」


あれくらいで酔ってしまう貧弱な自分も悪いけど、照れ隠しぐらいしても良いだろう?


END

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あきゅろす。
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