[携帯モード] [URL送信]

スタリオ
☆☆
!!!!!!!
ウソだ、あのリオンが自分からキスするなんて!
「スタン、すきだぞ?」
うわぁ、小首かしげて上目遣い、しかも、涙目ときた!
しかし、ここにはまだルーティやマリーさん、フィリアたちがいるんだけど…。
「このガキ、酔ったの?情けないわね」
「ルーティさんも先程まで酔ってましたよね?」
「あのリオンくんがこうなるなんて、相当酔ったんだろう」
案外みんな冷静だ。もしかして俺たちの関係はバレバレだったんだろうか。
「とりあえずスタンくん、リオンくんを部屋に連れていきなさい」
「あ、そうですね、わかりましたウッドロウさん」
俺は、リオンの華奢な体を抱えて広間を出た。

「すたんーあいしてるvV」
部屋に戻ってからというもの、リオンは笑顔で俺に抱きついてくる。
嬉しいけど、このままじゃまずいよな…。
「ほら、リオンふらふらじゃないか。早く寝ないと」
「いやだ、スタンと一緒に寝る!」
何この可愛い子!も、悶え死ぬ…っ。
とりあえず水を飲ませようと思ったけど、リオンはなかなか飲んでくれない。
最終手段は…、口移し、だ。
俺は水を口に含んでリオンにキスをした。
「ん………んぅ…ふ」
リオンの目がとろんとしてきて閉じた。
水を飲み下したリオンは、限界がきたのか、そのまま眠ってしまった。
そんなリオンを抱きしめて、俺も眠りについたのだった。

[前*][次#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!