[携帯モード] [URL送信]

バレンタイン
ハレニル編
『バレンタインのチョコは?』
とハレルヤに聞くと。
『美味いチョコアイスキャンディならあるけど』と言われた。




***


それから数分後、何故かニールはバスルームに連れていかれた。
そして『脱げ』とハレルヤに命令され、渋々全裸になる。
(今更…恥ずかしがる関係でもないし)
そう思うけれど、ハレルヤの意図がわからない。

「口開けろ」

ニールはおずおずと言われるままに口を開けた。
するとハレルヤは例のチョコアイスを取り出す。
「舐めろ」
(命令かよっ)
カチンとくるが、それもいつものことだ。
ニールは大人しく差し出されたアイスを咥えた。
(あ……美味い)
冷たくて濃厚なチョコレートの味が口の中に広がる。
暫くハレルヤが差し出すそれを舐めていると、ハレルヤがアイスを上下に動かし始めた。
「んん…っ」
時々喉の奥に当たってニールは顔をしかめる。
「んん…んっ?」
ついアイスの先端を噛んでしまう。
「あ…」
すると、トロリと中から練乳が零れた。
「ミルクチョコバーだからな」
「…先に言えよ」
練乳はポタリとニールの唇から零れ落ちた。
勿体ない、とニールはアイスをすする。
ハレルヤはそれを見て笑みを浮かべた。
そしてアイスを持った手を徐々に下へと移動させる。

「ひ…ぁ」

冷たいアイスが喉仏を通過する。
ヒクリと息を潜めると、そのままアイスはニールのピンク色の乳首へと辿り着いた。
「あぁ…ん…冷た、い」
ぐちゅぐちゅとハレルヤはアイスでニールの乳首を押し潰す。
「やぁ…んっ」
すると直ぐにそれは真っ赤に立ち上がった。
トロトロとチョコとミルクと赤が混じる。
「うまそ…」
ハレルヤはミルクを零すニールの突起に齧り付いた。
「ひっ…ああんっ」
ビクビクとニールの身体が大きく跳ねる。
じゅ、じゅ、と音をたてて吸われて、ニールは堪らず身を捩る。
「ハレ、ルヤ…っ」
ニールは泣きそうになりながら自分の股間をギュッと押さえた。
ハレルヤはニヤリと笑うと指で乳首を刺激しながら、もう片手でニール手を退かせる。
するとニールの性器は既に完全に立ち上がっていた。
「エロい身体」
「あぁ…」
ハレルヤはアイスをニールの性器へと擦り付ける。
「ひゃ…っ、ああんっ」
ニールの熱でドロリと溶けたアイスは、太股を伝ってバスルームの床を濡らした。

「ああん…っ」

ゆらゆらと腰を揺らすニールを、ハレルヤは急に抱き締めた。
「ハレルヤ?」
ニールが不思議に思った瞬間、後ろの蕾に何かがぐしゅりと進入してきた。
「ひ……っ、ああぁっ、いやぁ」
その冷たさにニールはハレルヤから逃げだそうとする。
しかしハレルヤはニールをガッチリ抱き締めて離さない。
「どんどん溶けてくぜ」
楽しそうな声で、蕾に突き刺さったアイスを激しく上下に動かす。
「ひっ…ああんっ、だめっ!」
ニールは必死でハレルヤにしがみつく。
「やぁ…気持ち…わる、い」
ポロポロと涙を零してハレルヤの行為に堪える。
「あぁ…やめ…、あぁん」
すると渇いた音がして足元に棒のようなものが落ちた。
ハレルヤが舌打ちする。
「もう溶けやがった」
「……っ」
体内から抜け出たアイスに、ニールはガクガクと膝を震わせた。
初めて味わった感覚に身体が着いていかない。

「仕方ねぇな」

ハレルヤはニールの向きを変えると、腰を掴んで一気に自分の性器を挿入した。
「あああーっ!」
ぐじゅぐじゅ、と音がしてニールは声にならない悲鳴をあげた。
「ぁ……っ、」
「お前の中、熱いぜ」
冷たいはずなのにな、とハレルヤが喉を震わせて笑った。
「あ、あ、あ……」
バスルームに甘い香りが広がる。
「あんっ」
ハレルヤが突く度にニールの性器からはミルクのような蜜が噴き出した。
「や…ハレルヤ…っ、激し…っ」
イキながらピストンされて、ニールは意識が朦朧としてくる。
「あ…あ…ぁん」
気持ち良過ぎて、声すら出ない。
喘ぎ声が微かに漏れるくらいだ。
「ぐしょぐしょだな」
「ああぁ…っ、ああんっ!」
ニールはいつの間にかハレルヤに合わせて腰を振っていた。
「中、出すぞ」

「出してっ、中にいっぱい…出してっ」

ニールはきゅうきゅうとハレルヤを締め付けた。
「ハレルヤのミルク…っ、中で…飲ませてっ」
ハレルヤは笑うと、ニールの再奥へ精液を大量に放った。
「……っ」
「は…ぁん…」


ズルズルと崩れ落ちるニールの蕾からは、ドロリとミルクと精液が滴り落ちた。




***




「…で、アイスは?」
「後ろの口で食っただろ」
「最低っ」




結局ハレルヤからはちゃんとしたチョコレートを貰えずに喘がされただけだった。







-------


セ/ブンの生チョコアイスが高いけど美味でして!
味のイメージはそれ(笑)





[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!