短編+リク(00)
「初恋」アレニルSS
なんだかその日は変だった。
いつもの帰り道がやけに眩しく思えた。
赤い赤い夕焼けが今日はオレンジ色に見えて。
横を歩くニールの顔もキラキラと眩しかった。
ふと、ニールが僕を見た。
目が合うとふっと笑う。
「夕焼け、綺麗だな」
「うん」
「明日も綺麗かな」
「たぶん、綺麗だよ」
「だといいな」
「うん」
自転車を押すギシギシという音が聞こえる。
銀色の自転車も今日はオレンジ色に染まっている。
きっと明日も綺麗だ
ずっとずっと、綺麗だ
僕の横にいるニールはとても綺麗だ
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昔書いた話のリメイクなんですが…短すぎだな(汗)
恥ずかしいことを言うと、恋に落ちた瞬間を書きたかったんだああああっε=ε=ε=≧∇≦)ノ~~
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